ELECが小中高などの英語教育実践を募集 2026年度ELEC英語教育賞
一般財団法人英語教育協議会(ELEC)は、小中高の英語教育に関する優れた実践取組を表彰する「ELEC英語教育賞」の2026年度募集を行っている。昨年度より学校単位に加え、教員個人での応募も可能となっている。応募締切は2026年11月30日(月)で、専用の応募フォームから受け付ける。
英語教育の改善を目指すELEC英語教育賞
ELECでは1966年より、小中高の英語教育に関する実践記録と研究論文を募集し、優れた実践取組を表彰してきた。本賞は英語教育の改善に向けた学校としての優れた実践取組を表彰し、その情報を広く公開することで、日本における英語教育の向上に寄与することを目的としている。


表彰内容と副賞は以下の通りとなっている。
- 文部科学大臣賞:賞状・副賞(30万円)
- ELEC理事長賞:賞状・副賞(10万円)
- 優秀英語授業実践者賞:賞状・副賞(10万円)
受賞した取組はELEC公式ウェブサイト等で紹介される予定となっている。
2026年度の募集要項と審査の観点
対象となるのは、国公私立の小/中/高等学校・中等教育学校・特別支援学校・義務教育学校の団体および個人で、個人応募については1名または複数名での応募ができる。応募の際は申請書、実践報告書、映像資料の提出が必要となる。
選考は応募された申請書をもとに選考委員会において審査が行われ、選考過程で聞き取り調査や追加資料の提出を求める場合があるとしている。選考結果は2027年2月下旬までに文書等で連絡される。
審査においては以下の点に着目して審査が行われる(研究論文は対象外)。
- 学校(英語科)全体の取組になっているか。また個人応募では実践が英語科に影響を与え、指導案や教材が共有され、継続的に英語科の授業改善に活用されているか。
- 特殊な実践ではなく、他の学校の英語教育の改善にも役立つ取組であるか。
- 実践の中でどのような創意工夫が見られるか。
- 実践に基づいて児童・生徒の成長が具体的に記述・記録されているか。
これまでに応募された取組例として、児童・生徒がいきいきと楽しく英語を学ぶ工夫、ALTとの協働による授業づくり、英語で行う授業の実践、小中高の連携を意識した指導、技能統合・CLILの取組・新学習指導要領に沿った実践報告などが挙げられている。
選考委員会と2025年度の受賞校
選考委員は以下の通りとなっている。

- 委員長:吉田 研作(上智大学名誉教授)
- 委員:阿野 幸一(文教大学教授)
- 委員:尾関 直子(明治大学名誉教授)
- 委員:博田 英明(前々全国英語教育研究団体連合会会長、東京都立小川高等学校校長)
- 委員:松本 茂(立教大学名誉教授、東京国際大学教授)
2025年度の受賞校・受賞者は以下の通り。
- 文部科学大臣賞:東京都調布市立第一小学校(取組:「自分にあった表現方法を選択し、よりよい表現を追求する児童を育成する言語活動の工夫 ~個別最適な学びの実現に向けて~」)
- ELEC理事長賞:該当なし
- 優秀英語授業実践者賞:山口貴美(福井県/県立福井商業高等学校、取組:「Narrow learning with a Built-in Core Task (NLBCT)と生成 AI のハイブリッド 活用による、高校生の論理的ライティング能力育成の実践―プロセス重視指導 と生成 AI フィードバックの相乗効果―」)
- 優秀英語授業実践者賞:髙橋博将(埼玉県/上尾市立大石南小学校、取組:「『《初級学習者版》英語を無理なく読める7つのステップ』を活用した「読むこと」における学習者主体の学びの手立ての開発」)
主催団体概要
一般財団法人英語教育協議会は、1956年に「日本英語教育研究委員会」として発足した。英語教員研修、学校種における英語教育支援、法人向け英語研修、音声教材の制作などの事業を行っている。
- 団体名:一般財団法人英語教育協議会(The English Language Education Council, INC.)
- 所在地:〒101-0054 東京都千代⽥区神⽥錦町3-11-1 野村不動産竹橋ビル4階(旧NMF竹橋ビル)
- 理事長:赤阪清隆
- 公式サイト:https://www.elec.or.jp 、 https://www.eigo-net.jp


本記事は一般財団法人英語教育協議会の発表をもとに作成されています。
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