フリーランスの6割が老後に株式投資を活用

GMOクリエイターズネットワークが運営するフリーランス向け金融支援サービス「FREENANCE byGMO」が、老後資金をテーマにユーザーを対象としたアンケート調査を実施した。調査期間は2024年6月27日から7月7日で、有効回答数は563件だった。

調査の結果、約半数のフリーランスが国民年金制度に不安を感じていることが明らかになった。不安を感じる理由としては、「将来支給される年金額では足りない」が75.6%で最多となった。また、老後資金の蓄えがある人は全体の21%で、その中の60%以上が「株式・投資信託等(NISAなど)」を活用していた。これは2024年1月にスタートした「新NISA」などの影響で、株式・投資信託への注目度が高まっていると推測される。

さらに、国民年金の保険料納付期間が40年から45年に延長されることについては、約4人に3人が「適切と思わない」と回答した。適切だと思う人からは、平均寿命の伸びを考えればやむを得ないという意見が目立った一方、適切ではないと思う人からは、長期間の保険料納付への不安や、支給額との見合いを疑問視する声があがった。

GMOクリエイターズネットワークは、2018年に日本初のフリーランス特化型金融支援サービス「FREENANCE byGMO」の提供を開始し、個人クリエイターの活躍をサポートしている。同社は、GMOインターネットグループのGMOペパボ株式会社の連結会社である。

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