コロンビア・ワークス 那覇の琉球サンロイヤルホテルを再生 2028年春開業へ
不動産開発を手掛けるコロンビア・ワークス株式会社は、那覇市に所在する「琉球サンロイヤルホテル」を取得し、一棟リノベーションによる再生プロジェクトに着手しました。既存建物の躯体や外壁を活かしながら工期の短縮を図り、地域に開かれたライフスタイル型ホテルへと再生します。開業は2028年春を予定しています。
築41年の建物を活かすリノベーションと空間デザイン
対象となる建物は、築41年を迎える元「琉球サンロイヤルホテル」です。新しくつくり替えるのではなく、受け継がれてきた建築を活かしながら再構築する「再生建築」の手法を採用しています。設計は株式会社再生建築研究所が担当し、インテリアデザインは株式会社ムウ・デザインアソシエイツと株式会社再生建築研究所が協業します。

デザインコンセプトには、混ざり合いを意味する沖縄の言葉を取り入れた「RYUKYU CHAMPLOO Styleー沖縄のライフスタイルに没入する数日間ー」を掲げています。内装には沖縄の海の波やサンゴ礁、首里城の擁壁、既存建物の曲面などから着想を得た曲線形状を取り入れ、既存躯体と新たな要素を重ね合わせます。
沖縄の伝統と暮らしの知恵を現代のホテル空間へ
施設内には、沖縄の伝統的な住居や集落に見られる知恵を再解釈した空間が計画されています。


- アマハジ:深い軒下空間をホテル正面に採用した「アマハジテラス」を設置し、日差しや雨を避けながら過ごせるカフェ・ラウンジとして地域にも開放
- スージーグヮー:古い集落の生活道路である狭い小道を模し、ホテル内を東西に貫く通路として計画
- ガー:生活用水を支えコミュニティの場となってきた水場を再解釈し、既存の屋外プールを中心に浴槽、サウナ、水風呂を備えたSPA空間を整備
館内にはこのほか、ローカルショップ「すーじぐゎぁ商店」、ラウンジ&ダイニング「あまはじテラス」、文化体験スペース「しまんちゅパレット」、沖縄由来の植物を取り入れた「琉球ハーブスパ・サウナ」などが予定されています。
株式会社アマネクによる運営と地域連携サービス

ホテルの運営は、全国で12棟の「アマネク」ブランドホテルを展開する株式会社アマネクが担います。同社は2016年6月に「アマネク銀座イースト」を開業して以降、国内外の旅行者やビジネス層向けにホテルを運営してきました。
本プロジェクトにおいても、ホテルのカードキーを使って地域の加盟店で飲食やサービスを利用し、客室付けでチェックアウト時に精算できる地域連携サービス「HEYAZUKE」の導入を予定しています。また、地域の文化や歴史、食、暮らしを体験するプログラム「AMANEK Experience」を通じたコンテンツ展開も計画されています。
物件概要および会社概要
物件の概要は以下の通りです。
- 所在地:沖縄県那覇市東町6-20
- 用途:ホテル
- 客室数:127室
- 敷地面積:1,140.12㎡
- 延床面積:5,403.64㎡
- 構造・規模:鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根地下1階付地上10階建
- 既存建物竣工:1986年6月
- 開業予定:2028年春予定
- 運営:株式会社アマネク
- 設計:株式会社再生建築研究所
- インテリアデザイン:株式会社再生建築研究所・株式会社ムウ・デザインアソシエイツ
東京都渋谷区に拠点を置くコロンビア・ワークス株式会社は、代表取締役を中内 準が務め、2013年5月14日に設立されました。資本金は2,700,963,453円で、不動産開発サービス、不動産賃貸管理サービス、ホテル運営サービス、アセットマネジメントサービスを展開しています(WEBサイト:https://columbiaworks.jp/ )。
本記事はコロンビア・ワークス株式会社の発表をもとに作成しました。
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