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ビーエイトシーが障がい者向けサテライトオフィス開設、現場公開の見学会も実施

障がい者支援事業を手がける株式会社ビーエイトシーは、福岡市内2拠点目となる障がい者向けサテライトオフィス「ボーダレスビズ六本松」を2026年6月1日に開設しました。同社は開設に伴い、実際の業務風景や支援体制を公開するオープンオフィスを同日から実施しました。期間中は就労移行支援事業所や障がい者雇用に関心を持つ企業、福祉事業所、メディア関係者などが来訪し、雇用の質や支援の仕組みについて意見が交わされました。

サテライトオフィスを活用した障がい者雇用が広がる一方、法定雇用率の達成を目的とした形式的な業務や、雇用管理を外部事業者に委ねて企業との関係が築かれにくい状況が社会的な課題となっています。2026年初頭には、遠隔雇用された障がい者が実質的な仕事を与えられず事実上放置されるケースが相次いで判明し、厚生労働省が仲介事業者と利用企業に向けたガイドラインを作成する方針を示す事態となりました。

こうした状況に対し、ビーエイトシーが展開する「ボーダレスビズ」では、利用企業の本業につながる業務を設計し、働く方が企業の一員として力を発揮できる環境づくりを支援しています。2024年から運営する博多駅前オフィスに加え、新設した「ボーダレスビズ六本松」では障がい者に特化したエンジニア育成プログラムなどを展開するRe-start社と業務提携を結びました。現場の業務風景や企業との連携方法を公開することで、サテライトオフィスの実態への理解を深め、雇用の質を広く伝える狙いがあります。

ビーエイトシーでは、グループ内の一般企業を就労先として位置づけ、戦力として活躍できる環境づくりを実践してきました。2021年にグループへ加わった水産加工の福岡丸福水産では、就労支援事業所の利用者が工場で勤務することで作業効率の向上や残業削減につながり、M&A後の2021年7月から2022年2月までの売上は前年比104%、うち2021年12月から2022年2月の3か月間では前年比123%まで伸長しました。また、那珂川キッチンでは障がい者雇用率46.7%を実現し、製造に携わる冷凍弁当は2025年9月時点で海外へ累計3万6,000食を輸出しています。

同社代表取締役の島野廣紀氏は、個人の得意を生かせば障がいがあっても会社の売上に貢献する戦力として働けるとしつつ、業務の細分化や定着支援のノウハウが必要であると述べています。事務職を希望する声が多いなか、グループ内で培った支援ノウハウを外部企業へ広げるためにサテライトオフィス事業が開始されました。

企業とのつながりを維持する支援体制

ボーダレスビズ博多駅前センター長の川嶋孝宏氏によると、オフィスではスタッフごとに個別の作業ブースが設けられ、雇用企業名や指示系統、使用する連絡ツールが明記されています。働くリモートスタッフは雇用企業の担当者から直接指示を受けて業務を進め、日報を提出します。ボーダレスビズの支援員は業務指示を直接行うのではなく、体調確認や作業中の困りごとの解消をサポートする役割を担います。

2026年7月1日には障がい者の法定雇用率が2.7%に引き上げられました。同社はオープンオフィスの終了後も、企業や福祉事業所、就労希望者からの見学を随時受け入れる方針です。

株式会社ビーエイトシー 会社概要

  • 社名:株式会社ビーエイトシー
  • 代表取締役:島野 廣紀
  • 所在地:福岡県福岡市博多区博多駅前2丁目17番25号 博多クリエイトビル5階
  • 電話番号:092-710-5626
  • 設立:2023年10月17日
  • 社員数:58名
  • 事業内容:障がい者雇用促進事業、日食システム事業
  • グループ企業:株式会社B.Continue、一般社団法人社会福祉支援協会、一般社団法人スキルアップセンター、株式会社B.Advance、株式会社アステックス九州、株式会社福岡丸福水産

本記事は株式会社ビーエイトシーの発表をもとに作成されています。

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