カインズ、掛川市などでAI活用した製品プラスチック回収の実証事業を開始
株式会社カインズは、静岡県掛川市、ヴェオリア・ジェネッツ株式会社、特定非営利活動法人木野環境、Trash Lens株式会社などと連携し、「”プラリクル”<掛川モデル>製品プラスチック資源循環実証事業(DXを活用した効率化・標準化による持続可能な回収モデル構築)」の新たな実証を開始しました。実施期間は2026年9月14日(月)から12月13日(日)までで、カインズ 掛川店およびカインズ 大東店の2店舗で行われます。
AI判定と無人受付を導入し利便性を向上
今回の実証では、市民がより手軽に参加できる仕組みづくりと持続可能な運営モデルの構築を目指しています。事前に回収対象品であるかを確認できるAI判定機能と、事前登録した利用者が回収用物置を解錠できる無人受付の仕組みが導入されました。
これにより、回収対象品目が2025年度実証時の9品目から約50品目へと拡大され、回収日を限定せず実施期間中の指定時間内であれば毎日利用できるようになりました。また、画像認識技術を用いて物置内に設置したカメラで回収状況を遠隔確認し、店舗や事業者の運営負担軽減を図るとしています。
2024年から段階的に進める「プラリクル」の歩み

カインズは2050年のカーボンニュートラル実現を目指す掛川市のビジョンに賛同し、2024年から同市や事業者とともに製品プラスチック資源循環の共創事業「プラリクル」に取り組んでいます。店舗を地域の資源循環拠点「サーキュラーステーション」と位置づけ、家庭で不要になった製品プラスチックを店舗で回収して再資源化・製品化する仕組みです。

2024年のフェーズ1では約65トンの製品プラスチックを回収し、市民参加型の店頭回収による資源循環モデルの有効性と実現可能性を検証しました。続く2025年のフェーズ2では回収対象品目の限定や有人受付を導入し、品質の確保と回収した製品プラスチックの商品化を実現しました。フェーズ3となる今回は、LINEミニアプリを使用することで継続的な運営が可能な資源循環モデルの構築を目指します。
回収したプラスチックの再商品化も推進
「プラリクル」では、製品プラスチックを回収するだけでなく、新たな商品として再びくらしの中に戻すところまでを一連の循環として捉えています。
2024年の実証で回収した製品プラスチックの一部は再生原料となり、その原料を配合した「取っ手が持ちやすい買い物かごプラリクルVer」として商品化され、2025年10月から静岡県内のカインズ店舗で販売されています。
実証事業の概要

実証事業の概要は以下の通りです。
- 実施期間:2026年9月14日(月)~12月13日(日)
- 回収時間:9:30~18:00
- 回収店舗:カインズ 掛川店、カインズ 大東店
- 回収対象:掛川市内のご家庭から排出される、不要になった大型のプラスチック製品のうち、LINEミニアプリ「プラリクル」で回収可能と判定されたもの
- 対象品目:約50品目
株式会社カインズは、埼玉県本庄市に本部を置き、代表取締役社長 CEOを高家 正行が務める企業です。29都道府県下に277店舗を展開するホームセンターチェーンとして事業を展開しています。
本記事は株式会社カインズの発表をもとに作成。
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