星野源、7年半ぶりエッセイ集『いのちの車窓から 2』9月発売

星野源が約7年半ぶりとなるエッセイ集『いのちの車窓から 2』を2024年9月30日に発売することが決定した。本書には、2017年から2023年までの雑誌『ダ・ヴィンチ』での連載原稿に加え、4篇の書き下ろしを含む全27篇とあとがきを収録。カバーと表紙のイラストは、角川文庫版『いのちの車窓から』と同じくビョン・ヨングン氏が手掛けている。

星野は、2017年に『逃げるは恥だが役に立つ』『恋』の大ヒットで注目を浴びた一方で、笑顔の裏では虚無感を抱えていたという。本書では、そうした心の内側や、コロナ禍での日々、『喜劇』の創作秘話、音楽制作の進化、大切な人との別れ、新しい出会いと未来、愛おしい生活について綴られている。

星野は本書について、「日頃伝えきれない感触が、エッセイでは書けるような気がします。この本には7年間に起きた出来事や出会った人、その時々の自分の心の感触が記録されています」とコメントしている。

また、『いのちの車窓から 2』の発売を記念して、2024年10月1日に星野本人によるトークイベントの開催も決定した。イベントの詳細や参加方法については、HMVのウェブサイトを参照されたい。

星野源は、1981年埼玉県生まれの俳優・音楽家・文筆家。俳優として映画『罪の声』で第44回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。音楽家としては『喜劇』『生命体』『光の跡』など多数の楽曲を発表している。著作に『そして生活はつづく』『働く男』『よみがえる変態』などがある。2017年には音楽、エッセイ、演技のジャンルを横断した活動が評価され、第9回伊丹十三賞を受賞した。