HALDATAが流通業向け生成AI接続案内所mcp-dirを公開
HALDATA株式会社は2026年9月14日、流通業の担当者が生成AIに自社の業務データをつないで活用するための案内所「mcp-dir」を公開しました。メーカーや卸、小売などの担当者が、ChatGPTやClaudeといった生成AIツールと業務データを連携させる接続先を探すことができます。
あわせて、利用したいサービスに接続先がない場合などに対応する構築代行サービスの提供も開始しました。
流通業の業務データと生成AIをつなぐMCP
MCP(Model Context Protocol)は、生成AIに自社データを読み込ませるための共通規格として2024年末に公開されました。各サービスが用意したMCPサーバーを通じて、AIが必要なデータを直接取得できるようになります。
流通の現場で使われるGoogle、Meta、Shopify、freee、Salesforceなどのサービスから公式MCPサーバーの提供が進み、有志による公開を含めると数千規模に達しています。一方で、技術的な分類が多く業務目的から探しにくい点や、安全性・権限範囲などの導入判断に必要な情報が分かりにくいといった課題がありました。mcp-dirは、これらの課題解消を目指して開設されました。
業務目的に応じた検索やレシピを掲載するmcp-dirの機能
mcp-dirでは、専門用語ではなく「売上が落ちた理由を調べたい」といった日常業務の言葉を入力することで、適したMCPサーバーを検索できます。また、流通現場で頻度の高い困りごとを8つ並べたワンクリック検索も備えています。
主な特長として、複数の接続先を組み合わせて業務を進める「組み合わせレシピ」10本を掲載しています。レシピにはAIへの指示文(プロンプト)が付属しており、売上や行動データでの絞り込みからレビュー分析、次の行動への反映といった手順をたどることができます。
掲載される接続先は、技術分類ではなく流通業務に沿った9カテゴリに整理されています。公開時点では売上・データ基盤、Web解析、EC・受注・在庫、顧客の声・レビュー、会計・基幹、CRM・営業の6カテゴリで計50件を掲載しており、うち34件が公式提供のものです。残る3カテゴリも順次公開される予定です。
安全性に関する情報として、公式ドキュメントに基づく確認やアクセス権限の種別、制約事項などを明記しており、同社が実際に接続確認を行ったものには表示が付与されます。また、AIエージェントによる日次の掲載調査や週次のリンク点検が行われます。
接続先の構築代行と掲載受付
公式の接続先が存在しない場合や、チーム共有・権限設定に課題がある企業向けに、接続先の構築と生成AIへの接続を一括して請け負う構築代行サービスも提供されます。Google Cloud RunやAWS上でのサーバー構築、ChatGPT、Claude、Geminiへの接続、各種ツールへの出力連携などに対応します。

また、流通業の実務で利用できるMCPサーバーを提供する企業や開発者からの無料掲載依頼も受け付けています。
HALDATA株式会社の概要
- 会社名:HALDATA株式会社
- 所在地:〒650-0035 兵庫県神戸市中央区浪花町56 三井住友銀行神戸本部ビル2F KIP
- 代表者:代表取締役 HAL hatanaka
- 設立:2018年9月21日
- 事業内容:Webサービス開発運営、TrendViewerの開発運営
- URL:https://haldata.net/
本記事はHALDATA株式会社の発表をもとに作成しました。
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