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9lioneがシリーズAで1.2億円を調達 累計調達額は4.4億円に

医薬品流通改善DXプラットフォーム「9lione(クリオネ)」を運営する株式会社9lioneは、横浜キャピタルをリード投資家とするシリーズAラウンドにおいて、総額1.2億円の資金調達を実施しました。既存投資家からの出資およびデットファイナンスを含めた累計調達額は4.4億円となります。

併せて同社は、シリーズAラウンドのエクステンション(追加調達)として、株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」において2026年9月5日より募集を実施しています。

資金調達の背景と使途

国内では2021年以降、先発・後発医薬品を共に供給不安が続いており、医療現場では医薬品の確保が困難な状況が常態化しています。厚生労働省が公表する出荷調整品目は市場の約20%に及び、その市場規模は6,000億円以上とも言われています。一方で、処方変更や転院、採用中止などにより医療機関や薬局で使用されず滞留する「院内残薬」の市場は7,700億円(薬局薬学 J-STAGEより算出)に上るとされています。

同社はこの需給のミスマッチ解消を目指しており、今回調達した資金は「9lione」の拠点網の拡大、医療機関向けプロダクトの開発、および組織体制の強化に充当するとしています。

同社代表取締役の廣田 雄将氏は、医薬品卸売販売業の許可と独自のシステムを持つ同社が間に入ることで構造を変えられるとし、「医薬品の新たな流通の仕組みを医療インフラの一部として定着させるため、拠点網とプロダクトの両面への投資を加速してまいります」としています。

医薬品流通改善DXプラットフォーム「9lione」の特長

「9lione」は、医療機関・薬局の余剰医薬品を、必要とする医療機関・薬局へ供給するプラットフォームです。株式会社9lioneは医薬品卸売販売業の許可を取得し、自社で在庫を保有する卸売事業者として取引を行うことで、GDP(医薬品の適正流通基準)に準拠した管理やトレーサビリティを確保しています。

プラットフォームは以下のシステムで構成されています。

  • 9lione Cloud:院内残薬の発生を抑えるクラウド医薬品管理システム
  • 9lione Platform:それでも発生する院内残薬の売却と、入手困難な医薬品の仕入れを可能にするプラットフォーム

導入により、売り手の医療機関は廃棄予定だった医薬品を資産として換金し廃棄コストや在庫評価損を圧縮できるほか、買い手の医療機関は通常の流通経路では仕入れが困難な医薬品を必要な単位で調達できるとしています。

シリーズAラウンドのエクステンションとして実施されている株式投資型クラウドファンディングの概要は以下の通りです。

  • 取扱業者:株式会社FUNDINNO
  • 案件ページ:https://fundinno.com/projects/779
  • 募集株式:普通株式
  • 1株あたりの価格:101円
  • 投資金額の単位:99,990円(990株)
  • 目標募集額:4,999,500円
  • 上限応募額:99,990,000円
  • エンジェル税制:適用対象(優遇措置B)※適用には一定の要件があります
  • 株主優待:保有株式数に応じて、医療機関専売 ホワイトニングジェル「The White Medic PAPプラチナ」を提供

株式会社9lione 会社概要

  • 会社名:株式会社9lione
  • 設立:2018年8月8日
  • 代表者:廣田 雄将
  • 本社:東京都練馬区
  • 資本金:3億7,516万2,856円(資本準備金含む)
  • 事業内容:医薬品流通改善DXプラットフォームの運営
  • コーポレートサイト:https://9lione.company/
  • 許認可:医薬品卸売販売業許可 第5320220006号、高度管理医療機器等販売業・貸与業許可 3練保所生薬き第164号、化粧品製造業許可 第13CZ201765号、化粧品製造販売業許可 第13C0X12357号

本記事は株式会社9lioneの発表をもとに作成されています。

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