ティ・アール・エイ、新型 窓口用軟骨伝導イヤホンを2026年9月11日発売へ
ティ・アール・エイ株式会社は、自治体・金融機関・医療機関などの受付や相談窓口に向けた「新型 窓口用軟骨伝導イヤホン」を、2026年9月11日(金)より発売する。


同シリーズの第1弾モデルは自治体・金融機関・医療機関など700カ所以上の窓口で導入された実績を持つ(2026年9月時点、当社調べ。導入先の窓口数に基づく)。新型となる本製品は、従来モデルの使いやすさを継承しながら、長時間運用と安全性に配慮した仕様への改良が行われた。

新型モデルでは、窓口での長時間利用を支援するため、専用モバイルバッテリーの電池容量を従来の3,200mAhから10,000mAhへ拡大し、最大210時間の長時間運用を実現した。また、従来のリチウムイオン電池から、ゲル状電解質を採用した準固体リチウムイオン電池へ刷新されている。
集音器単体では最大10時間の使用が可能で、専用モバイルバッテリーと併用することで最大210時間の使用に対応する(当社所定の条件で測定した参考値。使用時間は音量、使用環境、バッテリーの状態などによって異なる)。

専用モバイルバッテリーはドリルによる穴あけ試験において発火が見られないことを確認しているほか、同社所定の試験において約1,000回の充放電後も初期容量の約90%を維持することを確認したとしている(各試験結果は同社が定める条件に基づくものであり、すべての使用状況における安全性や性能を保証するものではない。充放電回数および容量維持率は使用環境や充電条件によって異なる)。

軟骨伝導の仕組みと窓口での利用特長


軟骨伝導は、2004年に奈良県立医科大学の細井裕司教授(現・名誉教授)が発見したもので、空気を震わせて音を伝える「気導」や骨を震わせて音を伝える「骨伝導」とは異なる第3の聴覚とされる。イヤホン部(軟骨伝導振動子)が耳の軟骨を振動させることで外耳道内に音が作られ、鼓膜や中耳を通って蝸牛に達する。
本製品は細井裕司名誉教授との共同開発により改良が進められた。細井名誉教授は、聞こえに不安のある方が社会生活のさまざまな場面で困ることなく安心してコミュニケーションを取れる環境をつくりたいという思いから本製品を発案し、新製品を共同開発したとしている。
製品の主な特長は以下の通りとなっている。
- 聞き取りの支援:集音器のマイクが応対者の声を拾って増幅し、利用者に届けることで聞き返しを減らし、応対者が大声を出す負担や周囲への会話漏れリスクを軽減する
- 装着感:耳の穴に差し込まずくぼみに軽く当てて装着するため、痛みや蒸れが生じにくい設計
- 衛生面への配慮:イヤホン部は穴や凹凸の少ない球体形状となっており、除菌シートでの拭き取りが容易
- 導入の容易さ:大掛かりな設備工事が不要で、既存の窓口にそのまま設置可能
難聴者支援に関する動向と製品仕様
2025年12月17日には、参議院において「難聴者が社会生活で困らない環境の整備を始め全ての難聴者を対象とした支援制度に関する請願」(第219回国会・請願第499号)が採択され、内閣に送付された。軽度から重度まで全ての難聴者を対象とした支援制度の充実や環境整備の必要性が示される中、同社は本製品を通じて誰もが安心して社会参加できる社会の実現に貢献していくとしている。
製品仕様は以下の通り。
- 型番:GYO-02-GR-BA(松葉) / GYO-02-PU-BA(薄藤)
- カラー:松葉(グリーン)、薄藤(パープル)
- 集音器サイズ・重量:18×23×70 mm / 約18g
- 軟骨伝導イヤホンコード長・重量:180 cm / 約15g
- 専用モバイルバッテリーサイズ・重量:108×71×17 mm / 約185g
- イヤホンスタンドサイズ・重量:高さ 190mm、幅 65mm / 約290g
- 集音器スタンドサイズ・重量:高さ 80mm、幅 45mm / 約25g
- 会社名:ティ・アール・エイ株式会社
- 所在地:大阪府大阪市中央区北浜東6番6号
- 代表者:代表取締役 東 享
- 設立:1990年
- 資本金:1,000万円
- 事業内容:モバイルバッテリー、スマートフォン・デジタルアクセサリー、集音器等の企画・製造・販売
本記事はティ・アール・エイ株式会社の発表をもとに作成されています。

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