株式会社デジライズが提供する企業向けChatGPT「AI Works」が大型アップデートを実施し、革新的な「Web検索」及び「リンク解析」機能を実装した。これにより、AIの回答精度が大幅に向上し、回答の出典明示と特定サイトの詳細分析が可能になった。

「AI Works」は複数のLLM（大規模言語モデル）を利用可能な企業向けAIサービスだ。今回のアップデートでは、業界最先端の「Web検索」と「リンク解析」機能が追加された。Web検索機能により、AIが最新のインターネット情報にアクセスし、ユーザーの質問にリアルタイムで回答できるようになった。また、リンク解析機能では、指定されたウェブサイトやリンクを詳細に分析し、精密な回答を生成できる。

これらの機能により、AIの回答に明確な出典情報が付与され、ユーザーは情報の信頼性を容易に確認できるようになった。また、特定のウェブサイトや文書の詳細な分析が可能となり、専門的な情報や最新のデータに基づいた高精度の回答を提供できるようになった。

さらに、OpenAIが最新型モデルGPT-4o miniを発表し、「AI Works」にも既に導入済みだ。GPT-4o miniは128Kトークンのコンテキストウィンドウを持ち、リクエストごとに最大16Kの出力トークンをサポートしている。また、2023年10月までの知識が学習済みで、GPT-3.5 Turboより60%以上安価な$0.24/1Mトークンで提供される。

「AI Works」は、自社独自で開発したセキュリティ特化型の法人向けAIツールで、複数LLMの利用、強固なセキュリティ、豊富な機能、柔軟な管理機能などの特徴を持つ。また、国から還付されるIT導入補助金を活用して導入可能だ。

株式会社デジライズは、「AIの利便性と感動を全ての人に届ける」をビジョンとして2023年に事業を開始した。AI研修とAI Worksを提供するサービスを多くの企業に導入し、AIシステムの受託開発も行っている。日本企業でのAI人材育成・AI活用を促進し、日本全体の生産性向上の実現を目指している。