4designs、組織開発のキャリアブリッジプログラムを提供発表
人的資本経営コンサルティングなどを手掛ける4designs株式会社は、組織開発プログラム「キャリアブリッジプログラム」の提供を発表しました。本プログラムは、キャリア自律施策が定着しない要因を本人の意識だけでなく職場の構造に着目して捉え、上司とメンバーが共通の問いを持って日常の対話につなげることを目指します。マネージャー向けとメンバー向けの2つのプログラムを用意し、研修当日だけでなく導入後の運用設計や効果測定まで一体で支援します。
4designs株式会社によると、支援先の大手企業のHR部門からは、キャリア自律施策を導入しても現場が変わらないという相談が寄せられているといいます。同社はその停滞要因として、以下の3層の構造を挙げています。
第1層は、生成AIの普及や労働市場・価値観の変化により、従来の延長線上での成功という前提が揺らぎ、OJTだけでは対応しにくい場面が増えている点です。第2層は、効率的な業務遂行が重視される結果、日常のコミュニケーションが既存業務の遂行に偏り、新たな問いを立てる機会が生まれにくくなっている点です。第3層は、制度や選択肢を整えて各自に考えさせるだけでは、本人の意識や意欲に依存してしまい現場での行動につながりにくい点です。
本プログラムは、率直に意見を言い合える土壌をつくり組織の生産性向上と社員の成長実感を両立させる状態や、上司とメンバーが日々の業務で自然に対話できる習慣の継続をゴールに設定しています。

アプローチ方法として以下の3点を重視しています。
- 問いを個人の心構えではなく職場に投げかける仕組みとして実装すること
- 原因を人ではなく構造や進め方に向け、建設的な対話につなげること
- 上司とメンバー双方が同じ枠組みを共有し、問いかけを協働のための対話に変えること

また、問いを構成する視点として、いま提供している価値の本質を問い直す「深化」、他の実現手段や工夫の余地を探る「探索」、繰り返し成功させる仕組みをつくる「再現性」の3つを設けています。
主な特徴とオプション機能

プログラムの特徴として、組織の課題構造の診断から入ることや、マネージャーとメンバーを同時に設計してチームでリーダーシップを分担するシェアド・リーダーシップの考え方を取り入れる点が挙げられます。さらに、現場で使える問いを持ち帰る設計や、既存の1on1・会議に組み込む運用設計、着手前に効果測定の指標と時間軸を合意する仕組みを備えています。
また、オプションとして従業員のキャリアコンディションを定点観測する「キャリア開発診断」も提供されます。法政大学の田中研之輔教授が監修し、自己理解力や変化適応力など6つの指標を測定して施策前後の変化率や残課題を特定します。
開発者のコメント
4designs株式会社の執行役員CGOであり、一般社団法人プロティアン・キャリア協会の栗原和也氏は、利益追求に最適化された組織ではタスク思考に陥りやすいとしつつも、本人の意欲が低いわけではないと指摘しています。個人の心構えに期待するのではなく、問いかけを仕組み化して現場のコミュニケーション文化を変えていくことが有効であるとし、上司だけに負担を背負わせず双方が協働できる環境づくりの重要性を示しています。
関連組織の概要
4designs株式会社
- 所在地:東京都中央区日本橋茅場町2-12-10 PMO EX日本橋茅場町 H¹O日本橋茅場町 311
- 代表取締役社長CEO:有山徹
- 設立年月:2019年7月
- 事業概要:経営コンサルティング、人的資本最大化に向けた組織開発支援、キャリア開発支援等
- WEBサイト:https://4designs.co.jp/
一般社団法人プロティアン・キャリア協会(認定パートナー)
- 所在地:東京都新宿区西新宿3-2-9新宿ワシントンホテルビル本館2F
- 代表理事:田中研之輔(法政大学キャリアデザイン学部 教授)/有山徹(4designs株式会社 代表取締役CEO)
- 設立年月:2020年3月
- 事業概要:個人の主体的なキャリア開発と組織と個人のより良き関係創出の支援
- 協会WEBサイト:https://protean-career.or.jp/
本記事は4designs株式会社の発表をもとに作成しています。
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