関西福祉大学で全盲と車椅子の生活テーマに講義 須磨ユニバーサルビーチプロジェクト
NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクトが運営する就労継続支援B型事業所の利用者である谷口氏が6月19日、兵庫県赤穂市にある関西福祉大学で講義を行いました。全盲かつ車椅子ユーザーである同氏が、大学1年生約70名を対象に全盲と車椅子での生活をテーマに語りました。
谷口氏はこれまで、神戸市の中学校や特別支援学校、長崎県の高校福祉科の生徒などを対象に、オンラインおよびオフラインで視覚障害や車椅子での生活に関する講演を行ってきました。これまでに延べ159名が講演に参加しています。
今回は過去の活動報告を見た大学教員からの声がけにより、大学での初講義が実現しました。講義では、視覚障害や車椅子での生活の実際や、視覚障害に関する豆知識などが伝えられました。
視覚障害や支援への理解を深めた受講学生
講義後には受講した学生から多くの感想が寄せられました。
学生からは、中心暗点や視野狭窄といった視覚障害の種類や日常生活の困難を知り、「当たり前は決して当たり前ではない」と感じたという声や、バリアフリーに関する気づきを得たという意見がありました。また、タブレット決済時の操作の難しさや、困っている視覚障害者への正面からの声かけの大切さ、商品の点字表記や音声読み上げサービスの必要性について学んだという感想も寄せられました。
今後の展望と体験型プログラムの展開
同プロジェクトでは今後も、小学校、中学校、高校、大学などで視覚障害や車椅子での生活について伝える講演活動を継続する方針です。
今後は講義にとどまらず、街歩きや視覚障害体験など、実際に体験しながら学べるプログラムも導入し、障がいへの理解を深める機会を届けていくとしています。
NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクトの概要
- 法人名:NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト
- 所在地:兵庫県神戸市長田区駒ヶ林町1丁目14-10ドルフ21-102
- 代表者:木戸俊介
- 設立:2017年11月2日
- URL:https://sumauniversalbeach.com/
- 事業内容:障がいのある人や高齢者、子どもまで誰もが楽しめるユニバーサルデザインなビーチの普及活動
本記事はNPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクトの発表をもとに作成しました。
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