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イーゲート、低圧系統用蓄電池事業に参入 関東で400区画の契約を申込

東京都品川区に本社を置くイーゲート株式会社は、低圧系統用蓄電池事業へ本格参入することを発表しました。同社は強みである土地開発力を活かし、東京電力パワーグリッド管内で400区画(合計出力約19.8MW)について発電量調整供給契約の申込を行っています。今期(2027年5月期)中に累計1,000区画の申請を目標に掲げ、事業拡大に向けてアグリゲーターや自治体などのパートナー募集を開始しました。

制度改正を機に土地開発力を蓄電池事業へ展開

再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、電力の需給バランスを調整する機能の確保が求められています。2026年4月の制度改正により、連系出力50kW未満の低圧系統用蓄電池も需給調整市場への参加が可能となり、小規模な土地を活用した分散型電力貯蔵インフラの整備が可能となりました。

イーゲートはこれまで、FIT制度のもとで低圧太陽光発電所2,000区画以上、高圧太陽光発電所30MWを開発してきました。用地探索や取得、地権者交渉、許認可手続き、地域との合意形成といったこれまでの実績を系統用蓄電池事業に振り向け、再生可能エネルギーの主力電源化を土地の側面から支える方針です。

開発済み案件の自社保有と他社供給の両輪で推進

同社の事業における主な特長は以下の通りです。

  • 土地開発力:太陽光発電所開発で培った体制により、地権者交渉から許認可、近隣・自治体との調整まで自社で一貫対応します。関東エリアでは既存の実績と用地情報網を活用し、迅速な案件組成を進めます。
  • 系統連系手続きの確実な遂行:一般送配電事業者への発電量調整供給契約の申込から接続検討、工事費負担金の支払い、連系開始までの進行管理を担います。
  • 機器選定の中立性:特定のメーカーやアグリゲーターに依存しない設備構成を基本とし、複数のアグリゲーターと連携できる柔軟性を確保します。

事業展開にあたっては、開発済み案件の自社保有・運用と、蓄電池事業への参入を検討する事業者への案件供給の双方を進めるとしています。

運用や機器供給など4分野でパートナーを募集

蓄電池の運用・制御や電力市場での取引において専門性を持つパートナーとの協業が必要であることから、同社は以下の4分野でパートナーを募集しています。

  • アグリゲーター(低圧・高圧):需給調整市場・容量市場・卸電力市場での運用、収益化スキームの構築
  • 蓄電池・EMS・PCSメーカー、EPC事業者:機器供給、設計・施工、保守の長期パートナーシップ
  • 地権者・自治体・地域企業:用地の提供、地域と共生する蓄電所づくり
  • 蓄電池事業への参入を検討する事業者:開発済み案件の取得、共同開発

今期中に累計1,000区画の申請を目指し全国展開へ

イーゲートは現在を「第二創業期」と位置づけており、今期(2027年5月期)中に累計1,000区画(約49.5MW)の系統連系申請を目標に関東での開発を加速させる計画です。来期以降は中部・東北エリアへ開発を広げるとともに、高圧領域の蓄電所開発にも順次取り組むとしています。

同社代表取締役の難波 陽一氏は、土地を活かすことで社会の基盤を支えてきたとし、「系統用蓄電池は、その使命を次の段階へ進める事業です。経済価値と環境価値を両立させ、地域・顧客・未来の三方良しを実現する」とコメントしています。

  • 会社名:イーゲート株式会社
  • 所在地:東京都品川区大崎一丁目2番2号  アートヴィレッジ大崎セントラルタワー 12階
  • 代表者:代表取締役 難波 陽一
  • 設立:2014年5月
  • 事業内容:高圧・低圧蓄電所の用地取得・開発・販売/コーポレートPPA向け太陽光発電所の用地取得・開発・建設・販売/O&M/セカンダリー事業
  • URL:https://www.e-gate.co.jp/

本記事はイーゲート株式会社の発表をもとに作成しました。

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