HelloWorld調査、在日外国人ファミリーの87%が日本人との交流を希望
一般社団法人HelloWorldで調査・研究活動を行うIntEx Lab(国際交流研究所)は、日本で暮らす外国人の日本人との交流についての調査分析結果を公表しました。国内の外国人家庭でホームステイを体験する「まちなか留学」のホストファミリー登録者を対象に意識や課題を調査したところ、87%が活動前に日本人との交流を希望していたことが分かりました。一方で、交流にあたっては言語の壁などの課題を抱えていた実態も明らかになっています。
日本人との交流意欲が高い一方、8割以上が障壁を実感
「まちなか留学」のホストファミリー活動を始める前に日本人ともっと交流したいと思ったことがあるか尋ねたところ、58.6%が「強くそう思った」、28.6%が「そう思った」と回答し、合計で87%が高い交流意欲を持っていました。
一方で、日本人との交流の障壁として感じていたことについては、「言語(日本語)の壁」が62.9%で最多となりました。次いで「日本人の知り合いや、きっかけを作る機会・場所がなかった」が34.3%となり、「特に障壁は感じていなかった」は21.4%にとどまりました。何らかの障壁を感じていたと回答した人は全体の81.4%にのぼり、交流意欲を持ちながらも接点を作りにくい状況がうかがえます。

交流の目的は多文化共生への貢献、安心できる仕組みを重視
日本人と交流したい理由としては、「社会貢献・多文化共生に関わりたい」が25.7%で最も多く、「日本社会に溶け込みたい・地域とつながりたい」が18.6%、「自国の文化を日本人に知ってもらいたい」が14.3%と続きました。
また、交流方法として「まちなか留学」を選んだ理由は、「人を家に招き入れてもてなすのが好きだから」が64.3%、「自分のペースや都合に合わせて交流できるから」が58.6%、「安心して出会える仕組み(審査・サポート)があると思ったから」が52.9%となりました。

体験を通じて86.0%で障壁が解消、見方の変化も



プログラム登録前に何らかの障壁を感じていた回答者のうち、体験後に少なくとも1つの障壁解消を実感した割合は86.0%となりました。具体的には「日本の文化・マナー・習慣への理解が深まり、不安が解消された」(47.1%)、「日本人の知り合いや、きっかけを作る機会・場所が得られた」(38.6%)、「相手(日本人側)が受け入れてくれるという安心感が持てた」(30.0%)、「言語(日本語)の壁が低くなった」(24.3%)などが挙げられています。
さらに、体験後に日本人や日本社会に対する見方や感じ方が「変わった(とても変わった:28.6%、少し変わった:37.1%)」と回答した人は65.7%に達しました。参加者からは、日本のコミュニティが文化を温かく受け入れて支えてくれると感じたという声や、地元の人々を心の開かれたグローバルなコミュニティの一員として見られるようになったという意見が寄せられています。
調査概要
- 調査期間:2026年7月24日~2026年8月25日
- 調査機関:HelloWorld株式会社
- 調査結果分析機関:一般社団法人HelloWorld
- 調査対象:「まちなか留学」のホストファミリーとして登録している外国人
- 有効回答数:70名
- 回答者の国籍数:15の国と地域
- 調査方法:インターネット調査
団体概要
- 団体名:一般社団法人HelloWorld
- 代表者:野中 光・冨田 啓輔
- 所在地:沖縄県沖縄市中央1-7-8
- 設立:2023年10月
- URL:https://hello-world.education/
本記事は一般社団法人HelloWorldの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



