台湾フェスティバルSENDAI 2024 開催決定、400個のランタンが仙台に上陸
宮城県仙台市のアクアイグニス仙台にて、2024年7月27日から8月25日まで「台湾フェスティバルSENDAI 2024」が開催される。このイベントは、東日本大震災の際に多大な支援をしてくれた台湾への感謝の気持ちを伝えるために始まったもので、今年で2回目を迎える。
今年のフェスティバルでは、台南市開府400周年を記念し、現地で実際に飾られた約400個のランタンが仙台に上陸。来場者は、台湾の人々の願いや想いが込められたランタンの光に包まれながら、台湾文化を体験できる。
また、台湾と日本の「願い」の文化交流として、来場者が短冊に願い事を書き、それを台湾に届けて飾ってもらうという企画も実施される。これは、平和を祈るランタンと七夕の習わしを交換するユニークな試みだ。
会場では、台湾グルメや雑貨の販売、二胡と尺八のランチ・ディナーショー、伝統人形劇、切り絵体験など、多彩なイベントが予定されている。さらに、4月に発生した花蓮地震の支援募金も行われる。
主催は、台南市や宮城に関わる団体と、アクアイグニス仙台。仙台市や台湾観光庁など、多くの団体が後援に名を連ねている。
アクアイグニス仙台は、2022年4月にオープンした温泉やマルシェ、カフェ、レストランなどを備えた複合施設。東北の玄関口である仙台から、台湾の多様性と魅力を発信する一大イベントとなりそうだ。