カマドブリュワリーがクラフトビアグランプリで2銘柄最高金賞 飲食店向け提案へ
岐阜県瑞浪市釜戸町のクラフトビール醸造所「カマドブリュワリー」を運営する東美濃ビアワークス株式会社は、9月4日〜6日に東京で開催された審査会「クラフトビアグランプリ」において、全国80種類以上のクラフトビールの中から2銘柄が最高金賞、3銘柄が金賞を獲得した。受賞後の9月8日には瑞浪市役所を訪れ、水野光二瑞浪市長に受賞の喜びを伝えた。同社はこの受賞を機に、デザートビール部門で最高金賞を獲得した長期熟成ビール「ベル・フォンセ(Belle Foncé)バーレーワイン」の本格的な業務用・飲食店向け提案を開始するとしている。
審査会におけるカマドブリュワリーの受賞銘柄は以下の通り。



- ベスト・デザートビール部門 最高金賞:ベルフォンセバーレーワイン2025
- ベスト・ニッポンスタイル部門 最高金賞:門川芳香研究所シリーズ 完熟梅BRUT IPA
- ベスト・ニッポンスタイル部門 金賞:夏空山椒エール、金華の頂 Strong Ale
- ビアペアリング(パルミジャーノ・レッジャーノ)部門 金賞:ベルフォンセバーレーワイン2025
最高金賞を獲得した2銘柄の特徴と製法

ベスト・ニッポンスタイル部門で最高金賞を受賞した「門川芳香研究所シリーズ 完熟梅BRUT IPA」は、若手ブルワーの門川峻徳が手がけた。地元である釜戸町産の樹上熟成した完熟梅を使用し、梅を凍らせて組織を破壊してエキスを出し漬け込む方法と、梅から蒸留した芳香蒸留水を加える2つの技法を採用している。ビアスタイルはブリュットIPAで、アルコール度数は8%となっている。
ベスト・デザートビール部門で最高金賞、ビアペアリング部門で金賞を受賞した「Belle foncé Barley wine2025(ベルフォンセバーレーワイン)」は、醸造家の丹羽智が得意とするアルコール度数15%の長期熟成ビールである。2024年9月末仕込みの2年熟成のもので、ビール酵母で仕込んだ後にワイン酵母で仕込む手法をとっている。
飲食店向け提案と今後の展望
カマドブリュワリーでは、フレンチやイタリアンなどの飲食店に向けて、重厚な肉料理のソース代わりや食後酒としてのペアリングを提案する。醸造長の丹羽智は、職人の技術と地域の良さを詰め込んだクラフトマンシップが評価されたことを誇りに思うとした上で、来年には米国で開催される国際品評会「ワールドビアカップ」へ挑戦する意向を示している。

また、2026年9月27日には岐阜県羽島市のナチュラルチーズ製造所「FCチーズ」と共同で、6種のチーズやパルミジャーノ・レッジャーノとビールのペアリングイベントを開催する予定としている。
本記事は東美濃ビアワークス株式会社の発表をもとに作成。
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