日油、健康食品分野の産学委託研究型オープンイノベーションで素材や技術を公募へ
日油株式会社は、健康食品分野における次世代に向けた新しい価値の創造を図るため、素材や技術を募集する「産学委託研究型オープンイノベーションプログラム(健康食品分野)」の特設サイトを公開しました。本プログラムはナインシグマ・ホールディングス株式会社の支援を得て実施され、国公立・私立大学、公的研究機関、スタートアップ企業等と協働して新素材や技術の開発を推進します。応募受付は2026年10月1日から開始されます。
4つのテーマで健康食品素材や評価技術を幅広く募集
本プログラムでは、研究成果の社会実装を目指し、以下の4つのテーマを中心に健康食品素材候補やその作用機序・機能性を評価する技術を募集します。
- テーマ1:生活習慣病関連(生活習慣病の予防やリスク低減に寄与する健康食品素材候補、作用機序や機能性を評価する技術。キーワード例:糖・脂質代謝、抗肥満、メタボリックシンドローム、血管・循環器機能、GLP-1関連)
- テーマ2:脳機能・認知機能関連(脳機能や認知機能の維持・向上に資する健康食品素材候補、作用機序や機能性を評価する技術。キーワード例:神経伝達、神経新生、神経栄養因子、神経炎症、脳老化、脳腸相関)
- テーマ3:エイジングケア関連(加齢に伴う身体機能や生理機能の維持・向上に資する健康食品素材候補、作用機序や機能性を評価する技術。キーワード例:老化細胞除去、オートファジー、糖化抑制、サーチュイン活性化、ミトコンドリア機能改善)
- テーマ4:腸を起点とした健康機能(腸内細菌叢や腸管機能を介した臓器間クロストーク(腸―全身軸)により発揮される健康機能に着目した健康食品素材候補、作用機序や機能性を評価する技術。キーワード例:腸内細菌叢、腸内細菌代謝物、腸管バリア、腸脳相関、腸肝相関、腸皮膚相関、腸筋相関、腸骨相関、腸肺相関)
これらに加え、バイオものづくり、精密発酵、マルチオミクス解析(ゲノム、プロテオーム、メタボローム等)、オルガノイド、モデル生物を活用した評価技術など、最新の科学的知見に基づく素材の評価方法や生産方法といった、次世代の健康食品素材の開発に資する技術も募集対象となります。
募集対象となる機関と条件
本プログラムの募集対象は、国公立・私立大学、公的研究機関、スタートアップ企業等で、以下の項目に該当する先となります。
- 募集テーマに関連する素材や技術を有している方
- 産学連携を強化したい方
- 日油と共同開発で新規事業を創出したい方
- 自分の研究成果を事業化して社会実現したい方
- 自分の研究内容を積極的に情報発信していきたい方
- 日油のアセット活用で事業を成長させたい方
募集期間と公募サイト
募集期間およびプログラムの詳細は以下の通りです。
- 募集期間:2026年10月1日(木)〜2026年11月30日(月)
- 公募サイト:https://www.ninesigma.com/s/nof_openinnovation_2026
- お問合せ先:産学委託研究型オープンイノベーションプログラム事務局(ナインシグマ・ホールディングス株式会社 担当:横関・若林、E-mail:phd2@ninesigma.com)
主催企業および支援企業の概要

主催する日油株式会社は、東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号に拠点を置き、代表取締役社長は沢村 孝司氏が務めています。機能材料事業、化薬事業、機能食品事業、ライフサイエンス事業、防錆事業を展開しています(企業ホームページ:https://www.nof.co.jp)。

支援を行うナインシグマ・ホールディングス株式会社は、東京都千代田区内神田一丁目3番3号に本社を置き、代表取締役社長は諏訪 暁彦氏です。外部の知見や技術を活用したオープンイノベーション支援を手がけています(企業ホームページ:https://www.ninesigma.com/jp/)。
本記事は日油株式会社の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



