PFN、PLaMo翻訳にオンライン会議翻訳機能を追加 無料トライアル開始
株式会社Preferred Networks(PFN)は、日本語に特化したAI翻訳サービス「PLaMo™翻訳」の新機能として、オンライン会議の発言をリアルタイムに文字起こしおよびテキスト翻訳する会議翻訳機能を開発しました。今秋に予定する正式リリースに先駆け、期間限定の無料トライアルの提供を開始しています。

海外拠点や多国籍チームとのオンライン会議における言語の壁や、議事録作成の負担といった課題の解消を目指します。
会議翻訳機能の特長と仕組み
文字起こしには低遅延のストリーミング音声認識を採用し、原語の発話を即座にテキスト化しながら同時進行で単語を補正する2段階構成とすることで、速さと翻訳品質の両立を図っています。翻訳時は過去の訳文や会議全体の文脈、用語集を踏まえるため、専門用語や固有名詞の訳語の一貫性が保たれます。
主催者が日本語ともう1つの言語を設定すれば、発言言語を自動判定して相手の言語へ双方向に翻訳します。対応言語は日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、アラビア語、イタリア語、インドネシア語、オランダ語、スペイン語、タイ語、ドイツ語、フランス語、ベトナム語、ロシア語の15言語で、製品版ではさらに対応言語を増やす予定です。
また、オンライン会議のユーザーアカウントごとに音声を認識するため、複数アカウントが同時に発言しても発言が混ざらず、チャット形式や原文・訳文の横並び表示、会議画面に重ねる字幕ウィンドウなど用途に合わせた表示形式を選択できます。
国内完結のデータ処理とセキュリティ設計
会議の音声は文字起こしや翻訳の処理後に即座に破棄され、音声や会議内容がAIの学習に利用されることはありません。データ処理は日本国内で完結します。
PLaMo翻訳上に残る文字起こしや翻訳の会議ログは、会議終了から7日後に自動削除されるほか、会議終了時の即時削除も設定可能です。
無料トライアルの概要
無料トライアルは法人・個人を問わず申し込むことができます。
- 対象サービス: Zoom、Google Meet、Microsoft Teams(会議ホスト側でPLaMo翻訳ボットの入室許可が必要)
- 対応言語: 15言語(日本語・英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語・アラビア語・イタリア語・インドネシア語・オランダ語・スペイン語・タイ語・ドイツ語・フランス語・ベトナム語・ロシア語)
- 利用期間: 利用開始から正式リリースまで
- 利用料金: 無料
- 申込方法: 会議翻訳ページ(https://translate.preferredai.jp/meeting/)の「トライアルに申し込む」より受付(PLaMo翻訳へのログインが必要)
今後の展開
PFNは、トライアルで得られたフィードバックをもとに機能拡充と品質改善を進め、今秋の正式リリースを目指します。今後は、より高い翻訳品質を持ち多言語翻訳に対応した新翻訳モデルの提供も予定しています。
東京都千代田区に本社を置き代表取締役社長を岡野原 大輔が務めるPFNは、国産生成AI基盤モデル「PLaMo™」をはじめ、AIプロセッサー「MN-Core™」シリーズやクラウドサービス「PFCP™」の開発などを手がけています。
本記事は株式会社Preferred Networksの発表をもとに作成。
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