果物の摂取状況調査、「生鮮果物をそのまま」が約94%

マイボイスコム株式会社が2024年6月に実施した「果物」に関するインターネット調査の結果が発表された。調査対象はMyVoiceのアンケートモニターで、回答者数は9,410名だった。

調査によると、果物が好きな人は全体の9割弱に上り、特に女性では年代を問わず9割前後と高い割合を示した。好きな果物の種類では、「いちご」が72.1%でトップ、次いで「もも」「梨」が各60%台、「ぶどう、マスカット」「みかん」「りんご」が各6割弱と続いた。

果物の摂取方法については、「生鮮果物をそのまま」が94.4%と圧倒的に多く、「生鮮果物を何かにのせる・まぜる」が27.1%、「市販のジャム類」「果物を使った市販のお菓子・スイーツ」「市販の果汁飲料・ジュース・スムージー等」「果物缶詰」が各2割強となった。

果物を摂取する頻度は、ほぼ毎日食べる人が3割弱で、70代では5割弱に達する一方、10~40代では各10%台にとどまり、年代差が大きいことがわかった。

摂取理由としては、「おいしい」が86.8%で最多、次いで「好き」が55.7%、「健康によい」が38.8%だった。生鮮果物をそのまま食べる場面では、「間食、おやつ」が47.5%で最も多く、過去調査と比べて増加傾向にある。一方、果物を毎日摂取している層では「朝食のメニューとして」が高く、「間食、おやつ」は低い傾向が見られた。

今回の調査結果から、多くの人が果物を好んでおり、生鮮果物をそのまま食べる方法が主流であることがわかった。また、間食やおやつとしての果物摂取が増えている一方、毎日の食事に果物を取り入れている人も一定数いることが明らかになった。