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UNVELL、ReoGrid V5を提供開始 完全仮想化と3OS対応を実現

北海道勇払郡厚真町に本社を置くUNVELL株式会社(代表取締役:入澤 靖)は、.NET アプリケーション向けスプレッドシートコンポーネント「ReoGrid®」の新世代バージョンとなる「ReoGrid V5」の提供を開始しました。

同製品は完全仮想化を設計の起点に据えてコアから再設計されており、従来設計のReoGrid V4と比較してメモリ使用量で最大18.2倍、処理時間で最大27.9倍の改善が実測で確認されています。あわせてクロスプラットフォーム UI フレームワーク Avalonia への対応を開始し、同一ソースコードで Windows・macOS・Linux の3つのデスクトップ環境で動作します。

完全仮想化によるデータ量に依存しない処理性能

ReoGrid V5 では、描画・入力・書式評価・検索・ファイル入出力のすべてを、シート全体ではなく画面に見えている範囲のみを対象に処理する設計が採用されました。

実測において、データが10万行のシートと100万行のシートで1画面の描画にかかる時間はそれぞれ 6.51ミリ秒と6.55ミリ秒(差0.6%)となり、行数を10倍にしても描画負荷はほぼ同等となっています。60fps を保つための1フレームの持ち時間である16.7ミリ秒に対し、100万行のシートを最終行までスクロールした状態でも8.23ミリ秒に収まります。

セルの値は16バイトの値型として格納し、書式と文字列を共有(インターン)することで、値が入っているセルの分だけを保持する仕組みとなっています。

Avalonia対応によるクロスプラットフォーム展開

V5 では Avalonia 向けコントロールが新たに提供され、WinForms 版や WPF 版と同一のコアエンジンを利用して Windows・macOS・Linux で動作します。

UI を持たないヘッドレス実行にも対応しており、Linux サーバー上でのワークブック生成や再計算、XLSX/PDF 変換といったバッチ処理にも同じエンジンが利用可能です。

また、Avalonia の入力メソッド機構に対応することで、macOS の日本語入力や Linux の Fcitx/IBus 環境でも日本語変換中の候補ウィンドウがカーソル位置に追従します。外部ライブラリに依存しない日本語フォント内蔵の PDF 出力にも対応しており、OS 環境を問わず日本語 PDF の出力やレイアウト再現が可能です。

Excel互換機能と日本の業務帳票への対応

業務アプリケーション向け機能として、フォントや罫線、塗り、数式、通貨書式などを保持した xlsx ファイルの読み込みと保存に対応しています。

数式エンジンは SUM・AVERAGE・VLOOKUP・IF などの Excel 互換関数(製品概要の表記では約85関数、機能説明では122関数)に対応し、シート間参照や名前定義を扱えます。再計算は変更されたセルに関連する範囲のみを対象とします。

日本の業務帳票向けには、和暦(元号)表示や「元年」表記、セル結合、行や列の多階層グループ化、ウィンドウ枠の固定などを備えています。さらに、ボタンやチェックボックス、ドロップダウン、ハイパーリンク、プログレスバー、スパークラインといったセル型があらかじめ組み込まれています。

製品概要およびライセンス

導入時はコアエンジンや数式エンジン、XLSX/PDF 入出力、UI コントロールを含む単一のアセンブリを参照する構成となっています。ライセンスは1本で全プラットフォーム・全バージョンをカバーし、初回購入による永続ライセンス(買い切り型)で提供されます。

  • 製品名:ReoGrid V5(.NET スプレッドシートコンポーネント)
  • バージョン:5.0.0
  • 対応フレームワーク:WinForms / WPF / Avalonia / ヘッドレス(UI なし)
  • 対応 OS:Windows / macOS / Linux(macOS・Linux は Avalonia 版およびヘッドレス実行)
  • 動作要件:.NET 10 以降
  • 提供形態:NuGet パッケージ/ダウンロード
  • 公式サイト:https://reogrid.net/jp

本記事はUNVELL株式会社の発表をもとに作成されています。

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