都民から恵比寿と間違えられる、東比恵駅をロート製薬が広告ジャック

ロート製薬は2024年7月16日から22日まで、福岡市地下鉄の「東比恵」駅で、男性向けスキンケア商品「メラノCC Men」の広告を展開する。「メラノCC Men」は、同社の人気スキンケアシリーズ「メラノCC」の男性向け商品だが、まだ知名度が低い。そこで、東京の「恵比寿」駅によく似た駅名の「東比恵」駅に着目し、”じゃない方もいいじゃない?”というコンセプトで広告を打ち出すことにした。

東京都民の約90%が「東比恵」駅と「恵比寿」駅の名前が似ていると感じているというアンケート結果もあり、”じゃない方”の共通点を持つ「東比恵」駅は、「メラノCC Men」の広告に最適な場所だと考えられた。広告では、「東比恵」駅周辺の人々へのインタビューを通じて、エリアの魅力を伝えている。

「メラノCC Men」は、男性向けとうたっているが、脂性肌の女性にもおすすめだ。皮脂分泌が多くなる夏場は特に効果的で、女性客の購入率も10%以上アップしている。ビタミンCを肌の奥まで浸透させる独自技術により、シミ予防だけでなく毛穴の目立ちにくさにも効果が期待できる。

ロート製薬福岡営業所のメンバーによると、「東比恵」駅は利便性が高く、都心にありながら自然豊かで住みやすいエリアだという。駅周辺には人気ラーメン店もあり、グルメな街としても知られている。ユニークな駅シンボルマークも「東比恵」駅の魅力の一つだ。

今回の広告をきっかけに、「東比恵」駅と「メラノCC Men」という2つの”じゃない方”の存在が注目を集め、その魅力が多くの人に伝わることが期待される。