Filmarksが2024年上半期映画ランキング発表、スコアトップはアニメ「ルックバック」
映画レビューサービス「Filmarks」が2024年上半期の映画ランキングと俳優・監督の人気ランキングを発表した。
レビュー数1万件以上の作品では、藤本タツキ原作の『ルックバック』が★4.42でトップに輝いた。河合優実と吉田美月喜がW主演を務めた本作は、ものづくりの喜びや苦しみ、仲間との出会いと成長などが58分という短い尺に凝縮された濃密な映画体験だと高く評価されている。
2位は『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』、3位は『夜明けのすべて』がランクイン。4位以下は『デューン 砂の惑星PART2』、『マッドマックス:フュリオサ』、『悪は存在しない』など話題作が並んだ。
一方、レビュー数500〜9,999件の作品では、SHINeeの15年間の軌跡を辿ったドキュメンタリー映画『MY SHINee WORLD』が★4.65で1位を獲得。坂本龍一のドキュメンタリー『Ryuichi Sakamoto | Opus』が2位、第96回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した『マリウポリの20日間』が3位に入った。
俳優の人気ランキングでは、国内部門で河合優実、若葉竜也、杉咲花が上位を占め、海外部門ではエマ・ストーン、ティモシー・シャラメ、アニャ・テイラー=ジョイがトップ3に。
監督・脚本家の人気ランキングでは、国内部門で今泉力哉、是枝裕和、宮藤官九郎が、海外部門ではクリストファー・ノーラン、ヨルゴス・ランティモス、アリ・アスターが上位にランクインした。
2024年上半期は、ドキュメンタリー作品や社会派作品、アニメーション作品など多様なジャンルの作品が人気を集めた。下半期にも数多くの話題作の公開が控えており、今後のランキングの行方が注目される。