Sonatusと萩原エレクトロニクス、SDVやAI定義車両ソリューションで協業
スマートビークル向けクラウド・トゥ・エッジAIソリューションを提供するSonatusと萩原エレクトロニクス株式会社は、2026年9月9日、ソフトウェア定義車両(SDV)およびAI定義車両(AI-Defined Vehicle)向けソリューションの提供拡大を目的とした協業に合意したと発表した。
萩原エレクトロニクスが培ってきたシステムインテグレーションや技術サポートの知見を活かし、Sonatusの先進技術をグローバル市場へ展開する。両社の強みを掛け合わせることで、自動車OEMやサプライヤーによる次世代モビリティ開発の加速を支援する。
本協業を通じて、萩原エレクトロニクスは日本をはじめ、北米、欧州、中国、インドなどの市場において、Sonatusの先進技術および事前統合済みソリューションを提供する。両社は自動車OEMやサプライヤーを対象に、次世代モビリティ開発の支援を進める。
評価プラットフォームを用いた共同デモを公開
具体的な取り組みの一環として、両社はルネサスエレクトロニクス株式会社のR-Car S4 SoCを採用した萩原エレクトロニクスの評価プラットフォーム「Hiyoko Board」上で動作する「Sonatus Fastlane™ Collector」の統合ソリューションを共同公開デモとして展開している。
本ソリューションは、故障検知、車両診断、車載AI分析といったユースケースに対応するOEMに対し、迅速な検証および導入を可能にする環境を提供する。また、2026年9月9日から11日まで幕張メッセ(千葉県)で開催されている「Automotive World」においても同デモが展示されている。
両社代表のコメント
SonatusのChief Revenue OfficerであるPhilip Hughes氏は、車両開発から生産、アフターサービスに至る車両ライフサイクル全体にAIイノベーションをもたらす「Fastlane Vehicle Platform」の採用が世界各地で拡大していると説明した。萩原エレクトロニクスとの協業により、同社のシステムインテグレーション能力と顧客ネットワークを活用して技術をより多くの顧客へ提供できることへの期待を示している。
萩原エレクトロニクス株式会社の代表取締役社長執行役員である副島 剛氏は、日本市場をはじめとする各地域での経験と、世界で900万台以上の車両に搭載されているSonatusの製品を組み合わせることで、自動車メーカー各社のAI対応車両への変革を支援していくとしている。
両社の概要
萩原エレクトロニクス株式会社
- 本社所在地:名古屋市
- 事業内容:自動車および産業機器市場向け半導体、組込みシステム、ソフトウェアソリューションの提供
- 拠点展開:日本、北米、欧州、中国、インド、東南アジア
Sonatus
- 設立:2018年
- 本社所在地:米国カリフォルニア州サニーベール
- 拠点展開:ダブリン(地域本部)、バンガロール、デトロイト、フランクフルト、クラクフ、パリ、プネー、ソウル、上海、台北、東京
- 事業内容:スマートビークル向けクラウド・トゥ・エッジAIソリューション「Fastlane™ Platform」の提供
- 実績:世界で900万台以上の車両に技術を導入
本記事はSonatusおよび萩原エレクトロニクス株式会社の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



