Öffenが国際認証B Corpを取得 ゼロ・ウェイストな靴づくりなどが評価
株式会社Normsが運営するシューズブランド「Öffen」は、2026年7月に国際認証「B Corporation™(以下、B Corp)」を取得した。米国の非営利団体B Labが運営するB Impact Assessment™において、200点満点中80点以上の認証基準に対し、総合スコア80.1点を獲得した。
Öffenは2019年の創業以来、「一歩ずつ、心地いいほうへ。」をブランドミッションに掲げ、製造から販売、製品の使用後まで廃棄物を可能な限り生み出さないゼロ・ウェイストに取り組んできた。






今回の認証では、回収ペットボトルを原料とする再生糸の活用、製造工程とパーツ数を抑えた設計、靴箱を使わない「Wrappy Towel」での包装、シューズの回収・修理などの取り組みが評価された。これまでに製造したÖffenのシューズは累計約201,000足で、アッパーに使用する再生ポリエステル糸を1足あたり使用済みペットボトル約8本分として換算すると、累計約1,608,000本分に相当する(※累計製造足数約201,000足×1足あたり約8本分として算出)。
また、現在展開する55品番中33品番(60%)は、3年以上継続して販売している商品である。2025年には店舗で296件の修理を受け付けたほか、KISHとの回収プログラムを通じて308足を回収し、そのうち139足を「Öffen Pre-Loved Store」でリセール販売した。2026年7月時点におけるシューズ回収数は累計822足、リセール販売数は累計325足となっている。2026年6月にはオリジナルショッピングバッグの製造を終了し、不要になった紙袋を回収・再利用する「NICE PASS」を導入している。

事業全体を通じた取り組みと評価スコア
B Corp認証では、ものづくりだけでなく、国籍・年齢・経験を問わない採用や柔軟な働き方、仕入額の約80%を兵庫県内の企業から調達することによる地域経済への貢献、企業・団体との共創、経営の透明性向上など、事業全体を通じた活動が評価対象となった。
B Impact Assessmentにおける5つの領域のスコアは以下の通り。
- 環境: 31.6点
- 働く人: 20.3点
- コミュニティ: 18.1点
- ガバナンス: 7.3点
- 顧客: 2.5点
Öffenプロデューサーの日坂さとみは「今回の認証取得は、これまでの歩みが国際的な基準で評価された喜びと同時に、まだ取り組むべき課題を明確にする機会でもありました」とコメントしている。

透明性の向上とさらなる協業へ
ブランドでは今回の取得を新たな出発点と位置づけ、今後はScope3を含む温室効果ガス排出量や製品ごとの環境負荷の可視化、回収・修理実績の公表、サプライチェーンの透明性向上に取り組み、進捗と成果を継続して発信するとしている。さらに、サーキュラーエコノミーの実現に向けて、技術やソリューションを持つ企業・団体との協業を広げていく方針だ。

株式会社Norms 概要
- 所在地: 〒650-0002 兵庫県神戸市中央区北野町2-7-18 リンズギャラリー2階
- 公式サイト: https://offen-gallery.com/
- 公式ウェブショップ: https://shop.offen-gallery.com/
本記事は株式会社Normsの発表をもとに作成されています。
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