パン好きが選ぶ食パンの厚さは6枚切り派が5割強、「食パン」に関する調査
冷凍パンのサブスクサービス「パンスク定期便」を手掛ける株式会社パンフォーユーは、「パンスク」に登録する会員1,175名を対象に、食パンの食べ方や嗜好について調査を実施した。
調査の結果、食パンを選ぶ際のポイントとして、「食感」と答えた人が4割強、「厚さ」と答えた人が3割強で、その2つが7割強を占めた。物価高の中でも、「価格」と答えた人は全体のわずか4.2%にとどまり、パンの美味しさや用途によって選べる厚さ選びが、価格を上回ったことが明らかになった。
食パンの好みの食感については、「もっちり」と答えた人が約半数おり、食パンであってもふわふわやサクサク感だけではなく、水分量を含んだもっちりとした食感を求めている人が多いと分かった。
食パンの好みの厚さについては、6枚切りが半数を超え、次いで4枚切りが好みと回答した人が約3割いた。食感をしっかりと感じられる程よい厚さと、4枚切りはさらにその食感や美味しさを楽しめる厚さであることがわかった。
食パンの好みの味については、パンを選ぶ際に「小麦の香り」を感じられることを重視していると答えた人が約7割いた。パン好きの人は、本質的な素材を重視し香りからパンを楽しむ方が多いことがわかった。
調査結果から、厚切りやもっちり食感の食パンが好まれる傾向にあり、食パン自体の味わいを楽しむ方が多いと考えられる。中でも、好みの味として「小麦の香り」を重視する回答が多いことから、シンプルで自然な味わいが安心感を与え、好まれる傾向があるようだ。また味や食感、厚切りである点は購入の際の大きなポイントとなっており、その基準は価格を上回ることも明らかになった。