中高生とお父さんのコミュニケーションを調査、絆の鍵は共通の趣味?
毎年6月の第3日曜日は父の日だ。英会話や韓国語のオンラインレッスンを提供するPreply Inc.が、15歳から18歳の男女600人を対象に、父親とのコミュニケーションについて調査を行った。
調査によると、中高生の7割が対面での会話を好み、メッセージアプリを好むのは約1割にとどまった。デジタルネイティブ世代でも、直接のコミュニケーションを重視していることがわかる。
また、中高生の約3割が「お父さんと会話することは簡単だが、あまり話していない」と回答。共通の話題がない、時間が合わないなどの理由が考えられる。一方、6割以上が父親と共通の趣味を持っており、第1位は「スポーツ観戦」、第2位は「アニメや漫画」、第3位は「音楽」だった。
今後持ちたい共通の趣味として、女子中高生の1割以上が「推し活」を挙げた。父親が子供の「推し活」に理解を示し、一緒に応援活動を楽しむことで、親子の絆が深まることが期待される。
実際、共通の趣味を持つ中高生の6割以上が、父親と理解し合っていると感じており、共通の趣味を持たない父子に比べて2.5倍高い結果となった。
理想の父親像については、半数以上の中高生が「自分の気持ちや考えを理解してくれる」ことを最も重要視していた。父親が子供の話に耳を傾け、共感することが親子間の信頼関係と絆を強化するために不可欠だと考えられる。
今回の調査から、共通の趣味を通じて親子の理解度が向上することが明らかになった。親子で語学を学ぶことも、コミュニケーションを促進する良い機会となるだろう。父の日を機に、親子のコミュニケーションについて考えてみるのはどうだろうか。
オンライン英会話レッスン Preply(プレプリー)調べ
https://preply.com/ja/blog/communication-with-fathers