口唇ヘルペス再発経験者の約8割が秋に症状実感 アイシークリニック調査
医療法人社団鉄結会が運営するアイシークリニックは、過去1年以内に口唇ヘルペスの再発を経験した全国の20〜60代の男女300名を対象に実施した「秋の口唇ヘルペス再発と治療に関する実態調査」の結果を公表しました。調査では、再発経験者の78.3%が9〜11月の秋季に症状が出やすいと回答した一方、年4回以上再発する人の63.7%が皮膚科などの医療機関を受診したことがない実態が明らかになりました。また、処方薬(内服抗ウイルス薬)を使用した経験がある人の82.0%が、市販薬と比較して治りが早いと実感していることが示されています。
秋に口唇ヘルペスが再発しやすい背景と原因
口唇ヘルペスは、単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)の感染によって唇やその周辺に水ぶくれなどが生じる皮膚疾患で、日本人の約70〜80%が感染しているとされています。
今回の調査で、口唇ヘルペスが最も再発しやすい季節について尋ねたところ、78.3%が「9〜11月の秋季に症状が出やすい」と回答しました。秋に再発する主な原因として心当たりがあるものを聞いた設問では、「夏の疲れが残っている」が41.7%で最多となり、「紫外線ダメージ」の27.3%と合わせると約7割に達しています。夏場に蓄積した疲労や紫外線による皮膚免疫の低下、季節の変わり目による影響が重なることが秋の再発要因として挙げられています。


医療機関の受診状況と治療薬の実態


治療や受診に関する調査では、年に4回以上再発を繰り返している人のうち、63.7%が「病院を受診したことがない」と回答しました。現在主に使用している対処法としても、市販の外用薬が7割以上(71.3%)を占め、処方薬を使用している人は約14%にとどまりました。
一方で、処方薬(内服抗ウイルス薬)を使用した経験がある人に市販薬と比較した効果を尋ねたところ、82.0%が「市販薬より治りが早い」と回答しました。内服の抗ウイルス薬は全身に作用してウイルスの増殖を抑制するため、局所に作用する外用薬に比べて治癒までの期間が短く、重症化を防ぎやすいとされています。
専門医が指摘する治療法と受診の目安
アイシークリニックの髙桑康太医師は、口唇ヘルペスについて「抗ウイルス薬による早期治療と、再発抑制療法を適切に活用することで、症状の重症化を防ぎ、再発頻度を大幅に減らすことが可能です」とコメントしています。チクチクやピリピリといった前駆症状の段階で抗ウイルス薬(バラシクロビルやアシクロビルなど)を服用することが重要であるとし、年に6回以上再発する患者にはあらかじめ処方された薬を自己判断で初期に服用する再発抑制療法(PIT療法)という選択肢もあると説明しています。
受診を検討すべき目安として、以下の項目が挙げられています。
- 年に3回以上口唇ヘルペスが再発する
- 市販薬を使用しても1週間以上治らない(または7日以上症状が改善しない)
- 水ぶくれが唇以外(目の周り・鼻・頬など)にも広がる
- 発熱や強い倦怠感、強い痛みを伴う
- 初めて口唇ヘルペスの症状が出た(初発時は市販薬使用不可)
調査概要およびクリニック一覧
本調査の実施概要は以下の通りです。
- 調査対象:過去1年以内に口唇ヘルペスの再発を経験した全国の20〜60代の男女
- 調査期間:2026年8月17日〜8月26日
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象人数:300名
アイシークリニックの各院所在地(※皮膚科一般外来およびPIT療法相談の対応は新宿院のみ)
- アイシークリニック新宿院:東京都渋谷区代々木2-5-3 One-葵ビル2階
- アイシークリニック渋谷院:東京都渋谷区渋谷3-16-2 ニュー三水ビル5階
- アイシークリニック上野院:東京都台東区東上野3-16-5 サンク・ユービル1F
- アイシークリニック池袋院:東京都豊島区南池袋2-15-3 前田ビル9階
- アイシークリニック東京院:東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント3階
- アイシークリニック大宮院:埼玉県さいたま市大宮区大門町1-60 福美メディカル2階B区画
本記事はアイシークリニック(医療法人社団鉄結会)の発表をもとに作成しました。
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