クラウドストライク、AIシステムCrowdStrike SafeMindを発表
クラウドストライクは米国時間2026年9月1日、CrowdStrike Cyber Superintelligence Labで開発した目的特化型のセキュリティモデルおよびハーネスのファミリー、CrowdStrike SafeMindを発表した。SafeMindのエージェント型システムは、CrowdStrike Falcon®プラットフォーム上でネイティブに動作する。スタンドアロンのモデルおよびハーネスへの安全なアクセスは、Project QuiltWorks(プロジェクト・キルトワークス)プログラムの一環として提供される。
攻撃と防御を単一ループで運用するエージェント型システム
SafeMindは、AIの安全性確保を目的とする単一システムとして動作し、攻撃パスを発見する攻撃モデル、攻撃パスを封じる防御モデル、その両方を同一ループ内で運用するハーネスが一体化している。
モデルトレーニング用のデータには、CrowdStrike Falcon®センサーテレメトリ、世界最大の特化型サイバーデータセット、エッジのインストールベースが用いられる。さらに、クラウドストライクの脅威インテリジェンス、Falcon Complete MDRイベントへの注釈、15年間にわたるインシデント対応の現場経験も含まれている。
SafeMindは現時点で、以下の2つのモデルを備えている。
- Red Tempest:攻撃を実行するレッドチームモデル。高度な攻撃シナリオを前提とし、AIを活用した攻撃者を模倣して動作する。
- Blue Solano:防御を実行するブルーチームモデル。防御側が実際に使用している実証済み防御策の展開によって企業のアセットを保護するよう設計されている。
NVIDIAおよびCoreWeaveとの連携によるモデル構築
各モデルは、AI設計パートナーであるNVIDIAとの連携により、オープンモデルのNVIDIA Nemotronを使用して構築されている。また、トレーニングおよび推論用としてCoreWeave AI Cloudも含まれている。
SafeMindのハーネスは、レッドモデルとブルーモデルの両方をクローズドループシステム内で稼働させ、継続的に競わせることで改善を図る仕組みとなっている。フロンティアモデルやオープンソースモデルとも連携し、ユーザーがコストを制御しながらモデル選定の幅を広げられるよう設計されている。
クラウドストライクのCEO兼共同創業者であるジョージ・カーツ(George Kurtz)は、攻撃モデルと防御モデルを1つのシステムに統合し、弱点の発見と防御の強化を重ねることで、マシンスピードで侵害を阻止する同社の使命をさらに推進すると述べている。
検知率29%向上や修復の高速化を実現
主要なフロンティアモデルおよびオープンソースのベースラインと比較した評価において、SafeMindは以下を実現するとしている。
- 検知率を29%向上
- エンドツーエンドの修復を6倍高速化
- 検知および修復コストを99%削減
最高AI・自律システム責任者を務めるバートリー・リチャードソン(Bartley Richardson)は、相互進化するエージェント型システム内でモデルとハーネスが一体化することにより、防御側がマシンスピードで対応できるようになるとコメントしている。
クラウドストライク(NASDAQ: CRWD)は、エンドポイント、クラウドワークロード、アイデンティティ、データなどの領域を保護するプラットフォームを提供するサイバーセキュリティ企業である。
- 公式Webサイト:https://www.crowdstrike.com/ja-jp/
- 無料トライアル:https://www.crowdstrike.com/ja-jp/products/trials/try-falcon/
本記事はクラウドストライクが米国にて2026年9月1日に発表したプレスリリースの抄訳をもとに作成しています。
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