国立環境研究所、東京ゲームショウ2026に初出展へ ゲーム構想を初公開
国立研究開発法人国立環境研究所は、2026年9月17日(木)から21日(月・祝)まで幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2026」に初出展します。

出展では、同研究所が蓄積してきた環境・社会・経済のシミュレーション技術などの科学的知見をゲームへ展開するプロジェクト「Project: Leaves」を初公開します。一般のプレイヤーがゲーム内で意思決定を行い、自らの選択によって未来の生活がどう変化するかを体験できるゲームを目指しています。
科学的知見を体験へ変える「Project: Leaves」の構想
Project: Leavesは、環境・社会・経済・技術に関する研究成果やシミュレーション技術の知見を、一般の人が体験できるゲームへ展開するプロジェクトです。
プレイヤーが限られた時間の中で行動を選択し、調査や登場人物との対話を通じて集めた情報を基に発明品を完成させ、配信で社会に伝えるゲームシステムが構想されています。選択によって未来の生活や社会、自然環境が変化し、物語が異なる未来へ分岐する体験を目指しています。
構想の中心には、同研究所が蓄積してきた気候変動などの研究成果やシミュレーション技術があります。その一つである「統合評価モデル」は、人口、産業、エネルギー、交通、土地利用、温室効果ガス排出量などの要素をコンピューター上で捉え、社会の変化や環境対策が将来に与える影響を分析するモデルです。これらの知見を専門家向けの分析結果として示すだけでなく、プレイヤーが自ら選んで結果を体験できるゲームへ展開することを目指しています。
気候変動などの環境問題には、エネルギー、産業、経済、人口、地域社会、日々の暮らしなど多様な要素が関係しており、すべてを同時に解決できる一つの正解があるとは限りません。環境負荷を減らす選択が生活の利便性や経済に影響を与えることや、短期的には効果が見えにくくても将来に大きな違いをもたらす選択もあります。
同プロジェクトでは環境問題の正解を一方向に伝えるのではなく、プレイヤーが意思決定を行い、選択によって生じるシナジーやトレードオフを通じて未来がどう変化するかを体験することを目指します。複数の目的の間で何を優先し、何を選ぶのかという難しさと、その変化を考えられる体験を構築する構想です。
東京ゲームショウ2026のブースでは、構想中の世界観を伝えるPV、キービジュアル、キャラクターデザインが展示されます。ゲーム本体は構想段階にあるため、会場での試遊はありません。
会場では今後の企画・開発に活かす簡単なアンケートが実施されます。回答後に国立環境研究所福島地域協働研究拠点の公式SNSをフォローまたは登録した来場者を対象に、オリジナルノベルティグッズが当たる抽選企画も行われます。景品は数量限定で、なくなり次第終了となる予定です。
出展概要
- イベント名:東京ゲームショウ2026(TOKYO GAME SHOW 2026)
- 会期:
ビジネスデイ:2026年9月17日(木)〜18日(金)10:00~17:00 一般公開日:2026年9月19日(土)〜20日(日)9:30~17:00、2026年9月21(月・祝) 9:30~16:00
- 会場:幕張メッセ ホール8(08-N12)
- 主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
- 公式サイト:https://tgs.cesa.or.jp/2026/
関連リンク:
- 公式X:@FRECC_NIES
- 公式LINE:https://lin.ee/qat3qAAF
- note:https://note.com/nies_game
- 国立環境研究所 公式ウェブサイト:https://www.nies.go.jp/
本記事は国立研究開発法人国立環境研究所の発表をもとに作成しました。
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