2024年春ドラマ、最終回注目度ランキング

REVISIO株式会社が2024年4月クールのドラマについて、最終回の注目度ランキングを発表した。注目度とは、テレビの前にいる人のうち、画面に視線を向けていた人の割合を表す指標だ。

個人全体と男性の1位は日曜劇場「アンチヒーロー」だった。同作は初回と最終回ともに注目度ランキング1位を獲得し、若年層の支持も厚かった。悪と正義の境界を問う斬新な内容が、幅広い層の心を掴んだ。

2位は「アンメット ある脳外科医の日記」。記憶障害を抱える脳外科医の成長と奮闘を描いた医療ヒューマンドラマで、女性視聴者の間で特に人気が高かった。

3位は金曜ドラマ「9ボーダー」。20代、30代、40代を目前に控えた3人の姉妹が、父の失踪をきっかけに同居生活を始めるという設定が話題を呼んだ。性別を問わず高い関心を集め、回を重ねるごとに注目度が上昇した。

7月クールの夏ドラマも続々とスタートしている。「海のはじまり」は初回注目度65.5%を記録し、4月クールの初回放送注目度ランキング1位「アンチヒーロー」をも上回った。

REVISIOの視聴質ブログでは、春ドラマの最終回注目度ランキング全体と夏ドラマの情報を公開中だ。同社は視聴者がテレビに目線をどれだけ向けたかという視聴データを独自に取得しており、今後も注目のテレビ番組やCMの分析を行っていく予定だ。