CBヘルスケアがbellSalesAIを導入 商談入力時間を約3分の1に短縮
ベルフェイス株式会社は、医療・介護・福祉業界に特化した経営支援やM&A仲介を手がける株式会社CBヘルスケアが、営業部門を対象にSalesforce入力エージェント「bellSalesAI」を本格導入したと発表しました。トライアルにおいて商談入力時間の大幅な削減と記録情報量の増加が確認されたことを受け、2026年7月27日より新運用へ移行しています。データドリブンな営業組織への変革を進め、営業生産性の向上と顧客接点データの蓄積を図ります。
導入の背景と現場の課題
株式会社CBヘルスケアは、薬局・医療・介護・障害福祉分野のM&A仲介や承継開業支援、経営支援、地域包括ケアシステム構築支援、ニュース配信などを展開しています。同社は2026年4月のグループ会社統合に伴い、営業プロセスや顧客情報管理を見直し、Salesforceを共通の営業基盤として本格活用する方針を掲げました。
しかし現場では、商談後の記録作成やSalesforceへの入力が担当者の負担となり、顧客対応の時間を圧迫していました。また、入力のタイミングや情報量が担当者ごとに異なり、進捗管理や引き継ぎに支障が出ていたほか、機密性の高い医療・介護分野の情報を組織的に正確に記録・蓄積する仕組みの構築が経営課題となっていました。
導入に向けたトライアルでは、以下の2つの効果が確認されました(※数値はいずれもトライアル時の計測結果)。
- 入力工数の大幅削減:1商談あたりの商談入力時間が25.4分から8.5分へと約3分の1に短縮
- 記録の情報量の増加:1商談あたりの履歴文字数が756文字から1,588文字へと約2倍に増加
これらを受けて同社は2026年7月に対象事業部への説明会を完了し、Salesforceの必須項目を見直したうえで、日常の営業フローの中で自然にデータが蓄積される運用へ移行しました。定着に向けたKPIとして「利用率80%」「商談稼働率80%」「1履歴あたり文字数1,000文字超」を設定し、運用の検証を進めています。
現場およびマネジメントの変化
現場の営業担当者からは、商談内容を一から書き起こす負担が軽減され、対話そのものに集中しやすくなったといった声が出ています。マネジメント面においても、AIによる要約や文字起こしデータを活用することで、実際の会話に基づいた具体的な指導や助言が可能になりました。
株式会社CBヘルスケア 営業推進本部 本部長の藤本 進 氏は、商談で交わされた顧客の意向を担当者の記憶ではなく組織の記録として残す意義を強調し、統合を機に同じデータ基盤で働く文化を形成できた価値について述べています。
今後の展望
株式会社CBヘルスケアは、bellSalesAIの定着によってSalesforceに蓄積されるデータの量と質を安定させた後、SalesforceのAIエージェント機能「Agentforce」などの活用を段階的に検討しています。会話内容からのフォロータスク生成や次回アクション提案、M&A案件情報と組み合わせた成果予測などの実現を目指す方針です。
両社の概要
株式会社CBヘルスケア
- 所在地:東京都港区浜松町1丁目18番16号 住友浜松町ビル5階
- 代表者:代表取締役 鈴木 尚之
- 設立:1999年7月
- 資本金:3億1,000万円
- 事業内容:医療・薬局・介護・障害福祉分野のM&A仲介、承継開業支援、経営支援、地域包括ケアシステム構築支援、ニュース配信・セミナー等
- ホームページ:https://cbh.co.jp/
ベルフェイス株式会社
- 所在地:東京都港区新橋6-13-10 PMO新橋9F
- 代表者:代表取締役 中島 一明
- 設立:2015年4月27日
- 資本金:9,148百万円(資本準備金含む)
- 事業内容:Salesforce入力エージェント「bellSalesAI」の開発・販売
- ホームページ:https://bellface.co.jp/
本記事はベルフェイス株式会社の発表をもとに作成しています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



