トリマーの転職相談時期最多は9〜10月 TYLが3218件の相談から分析
ペット関連事業を手掛ける株式会社TYLは、同社が運営するトリマー向け転職エージェント「トリマーエージェント」に寄せられた延べ3,218件の相談記録をもとに、トリマーが転職を考え始める時期に関する調査レポートを公開した。時期別の相談比率や面談から入社までのリードタイムを統計的に分析している。同サービスへのキャリア相談件数は2020年比で約6倍に増加しているという。
転職相談が最も多い時期は9月〜10月 夏に動く層も拡大
相談実績から算出したランキングにおいて、累計で最も多い相談時期は「9月〜10月」となった。4月の新年度入社に向けて求人をじっくり比較・検討したい層が動き出す季節であり、業界最大の繁忙期である12月を前に現状を見つめ直す動きがあるとみられる。
一方で、近年はランキング2位の「6月〜7月」に動き出す層も加速している。春の慌ただしさが一段落したタイミングや、賞与の支給時期、お盆休みの繁忙期を前に環境を変えたい層が重なっている傾向があるとしている。

相談件数は2020年比で約6倍に プロとしての成長志向が背景
「トリマーエージェント」へのキャリア相談件数は2020年比で約6倍に急増している。その背景には、単なる忙しさの解消だけでなく、一頭一頭の体調変化に気づける質の高いケアを行いたいという思いや、JKC A級やキャットグルーマーなどの専門技術を正当に評価されたいという成長志向があるという。現場の体制から離れ、相談しやすい環境で働きたいという意向がうかがえる。

入社までは平均3〜4ヶ月 逆算スケジュールが鍵
トリマー業界では転居準備や現職の予約引き継ぎが必要となるため、相談から入社までは平均3〜4ヶ月ほどを見込むと余裕を持った活動ができるという。ランキング3位となった「11月〜1月」は、年末を乗り越えて一年の節目に決断し、4月の新年度スタートに合わせるスピード感を持った活動が目立つ。
専門性や待遇を見極めたい場合は夏から秋(6月〜10月)、新年度から心機一転したい場合は冬(11月〜1月)など、目的に合わせた活動時期の選択が納得のいく決断への近道とされている。

調査概要と会社概要
本調査の概要は以下の通り。
- 調査対象者:「トリマーエージェント」における転職相談記録 3,218件
- 対象データ:面談記録488件(総テキスト量:約113万文字)
- 分析手法:自然言語処理技術を用いた自由記述テキストの分類および分析
- 対象期間:2018年4月~2026年4月
株式会社TYLの概要は以下の通り。
- 名称:株式会社 TYL
- 代表取締役社長:金児 将平
- 設立:2017年8月1日
- 資本金:225,124,800 円 ※資本準備金含む
- 所在地:東京都港区芝 2-13-4 住友不動産芝ビル 4号館4階
本記事は株式会社TYLの発表をもとに作成。
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