スポーツブランド「ミズノ」が、直営店として初のアウトレット店舗を関西の「りんくうプレミアム・アウトレット」にオープンすることが発表された。この新店舗では、スポーツ品の他にライフスタイル品も取り扱う予定で、余剰在庫の削減と持続可能な社会への貢献を目指す。

ミズノは、3月20日に大阪府泉佐野市にある「りんくうプレミアム・アウトレット」に初のアウトレット店舗「ミズノショップりんくうプレミアム・アウトレット」を開設。このアウトレットモールは、若年層からの利用が多く、関西国際空港の近くに位置しているため、外国人観光客の来場も多い。ショッピングだけでなく、観光地や余暇の過ごし方の一つとしても利用されている。

新店舗では、主にトレーニングアパレルやランニングシューズなどのスポーツ品を取り扱う一方で、スニーカー「ミズノスポーツスタイル」などのライフスタイル品も展開する予定だ。また、アウトレット店舗としての出店により、余剰在庫の削減や製品廃棄ロスの低減を目指し、持続可能な社会への貢献を行う。

初年度の販売目標は約1億5,000万円と設定されている。店舗のデザインコンセプトは“集積場”で、これまでミズノが生み出したさまざまな商品を集め、幅広いラインナップとモノづくりへの情熱を体感してもらうことを目指している。

「ミズノショップりんくうプレミアム・アウトレット」の内装には、コンベア・メッシュワゴン・パレットなどの工業製品が商品の展示スペースとして活用されており、“集積場”を表現している。

アウトレット店舗の出店により、余剰在庫の再循環が可能となり、製品廃棄ロスの削減につながる。これにより、地球環境への負荷を低減し、持続可能な社会の発展に貢献する。ミズノは今後もアウトレットへの出店を増やし、より多くのお客様に製品を届けるとともに、環境にも配慮した活動を進めていく方針だ。

「ミズノショップりんくうプレミアム・アウトレット」は、りんくうプレミアム・アウトレット内のMain Side（メインサイド）エリア2階に位置している。