ダンジョンRPGの始祖「Wizardry」、日本最大級のインディーゲームイベントBitSummitに出展
株式会社ドリコムは、7月19日から21日にかけて京都で開催される日本最大級のインディーゲームイベント「BitSummit Drift」において、同社が国内外の商標権を保有するIP「Wizardry(ウィザードリィ)」のブース出展を行うと発表した。
ブースでは、「Wizardry」ナンバリングシリーズ第1作目となる『Wizardry: Proving Grounds of the Mad Overlord(邦題:狂王の試練場)』のリメイク版試遊や、貴重なアイテムの展示、オリジナル方眼ノートなどの新グッズ販売を予定している。
『Wizardry: Proving Grounds of the Mad Overlord』は、1981年にSir-Tech Software, Inc(現:SirTech Entertainment Corp.)が家庭用コンピュータ向けにリリースしたダンジョンRPGの先駆け的存在だ。今回のリメイク版は、DIGITAL ECLIPSEがオリジナル版のゲーム性を維持しつつ、グラフィックやUI、操作性などを現代風にアレンジしている。
ブースでは、過去に期間限定で販売されていたロゴシリーズグッズの再販や、方眼ノートやキャップなどの新商品販売も行われる。さらに、来場者には先着で「Wizardryガイドブック」が配布され、試遊や展示スペースでの撮影、SNS投稿などの条件を満たした人には「Wizardryオリジナルうちわ」がプレゼントされる。
「Wizardry」は1981年に発表されたRPGの金字塔的存在で、その革新的なゲームシステムは後のRPGに多大な影響を与えた。ドリコムは2020年に「Wizardry」シリーズの一部タイトルの著作権と商標権を取得し、小説やコミック、ブロックチェーンゲームなど、多岐にわたるコンテンツ展開を進めている。
今後は、シリーズ完全新作のスマートフォン向け3DダンジョンRPG『Wizardry Variants Daphne』をはじめとした様々なコンテンツ展開が予定されており、ファンの期待が高まっている。