決済方法を調査、クレカ利用者が望んでいることは?

株式会社バリューファーストが運営する「クレジットカード研究Lab」が、10代以上の男女349名を対象に、国民がキャッシュレス決済を積極的に使うために望んでいることについてアンケートを行った。

アンケートの結果、最も利用されているキャッシュレス決済はクレジットカードであることが分かった。また、いずれのキャッシュレス決済も利用していない人は1%にも満たず、ほとんどの人々が何らかのキャッシュレス決済手段を利用しており、キャッシュレス決済が年代を問わず非常に広く普及していることが明らかになった。

20代では34件の回答があったうち、現金を最も利用している割合はわずか5.88%。年代が上がるにつれて現金の比率が上がるものの、60代以上の回答では現金がクレジットカード・電子マネーと同率という結果になった。

今後のクレジットカードに求めることとしては、「ポイント還元率強化」が約9割の回答者から支持された。現在クレジットカードを利用している方もそうでない方も、ポイント還元率の強化を望んでいることが分かる。

一方で、クレジットカードに求める具体的な付加価値としては、「デザインの多様化」に関する回答が最も多く、57件あった。回答者からは、「自分の描いたイラストや自分で撮った写真などを使用してカスタマイズできる」「派手すぎないシンプルなデザインが欲しい」「アニメの推しのコラボデザインが欲しい」「カードのデザインを自由に変えられる」などの意見が寄せられた。

還元率アップに関しては、「誕生日の特典として還元率アップ」「一時的に還元率が上がるキャンペーンの開催」など、回答が分散してしまったことが50件に止まった要因と考えられるという。