「JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP 2024」で、日本一のハンバーガーが決定
2024年6月27日から30日までの4日間、さいたまスーパーアリーナで開催された日本一のハンバーガーを決める大会「JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP 2024」は、約2万3千人が来場する中、熱戦が繰り広げられた。30日の決勝ラウンドでは、宮城県松島の「Harry’s Junction(ハリーズ ジャンクション)」が見事優勝を飾り、11月にアメリカ・インディアナポリスで開催される世界最大級のフードスポーツイベント「World Food Championships」ハンバーガー部門の日本代表出場権を獲得した。
準決勝には全国から18店舗が参加。トーナメント形式で戦った結果、「RICH GARDEN」(大阪)、「Harry’s Junction」(宮城)、「ジュピターズキッチン四万温泉」(群馬)、「Ju the burger」(群馬)が決勝へと進出した。最終審査の結果、「Harry’s Junction」が390点(満点400点)の高得点を叩き出し、優勝に輝いた。
優勝した「Harry’s Junction」のヘッドシェフ佐藤賢将さんは、指定食材”グラフォア”をパティと具材の2通りで仕込む工夫で、ボリューム感のある肉肉しいハンバーガーを完成させた。審査員からは「ビルド(高さ)があるが、1口目で全ての食材がスッと入ってきてバランスもよくとてもおいしかった」「下に野菜、とこどころに指定食材の”グラフォア”を感じられるなど、とても計算されていた」と高い評価を得た。佐藤さんは「本当にアメリカに行けるんだという喜びが一番。世界大会も1位を獲って日本に帰ってきます!」と世界への意気込みを語った。
また、同時開催された日本一のフライドポテト店を決定する大会「Japan French Fries Championship 2024」では、北海道の熟成フライドポテト専門店「zzz365(ジージーサンロクゴ)」が来場者による一般投票で優勝した。「zzz365」は365日以上熟成させた特別な素材をオリジナル製法で仕上げた、ノンアレルゲン無添加のフライドポテトで、優勝に際して「あまり自信を持っていなかったので本当に嬉しい。北海道旅行の際は、お店を目指してきてください!」とコメントした。
「JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP」は、全国から集結した人気ハンバーガー店が、制限時間内に使用食材、調理設備やチーム編成など、予め決まったルールの中で技術と味を競い、日本一のハンバーガーを決定するフードスポーツの大会だ。本大会は世界最大級のフードスポーツイベント「World Food Championships」が認めた国内唯一の公式日本予選で、優勝チームには11月にアメリカで開催される同大会ハンバーガー部門の日本代表参加枠が贈られる。