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シーエムシー・リサーチ、メタノール合成の触媒と反応器のセミナーを10月開催へ

(株)シーエムシー・リサーチは、2026年10月27日にオンラインセミナー「メタノール合成の触媒と反応器」を開催する。講師には北海道大学 触媒科学研究所の客員教授である中村 潤児 氏を迎え、触媒化学と反応工学の両面から体系的な解説を行う。当日はZoomによるライブ配信形式で実施され、期間限定の見逃しアーカイブ配信も提供される。

本セミナーでは、メタノール合成の平衡論や速度論、工業化の歴史を概説したうえで、工業触媒として用いられるCu/ZnO/Al2O3系触媒について詳しく解説する。実触媒研究と表面科学研究の両面から触媒の調製法や前処理、ZnOおよび各種添加物の役割、活性点構造、反応機構を整理する。

さらに、COとCO2の水素化経路の違いやCO2の活性化、水生成による反応阻害、触媒の熱劣化・シンタリングとその対策を取り上げる。反応器設計における平衡制約や発熱反応への対応、温度分布の制御、未反応ガスの循環といった基本的な考え方に加え、多段反応や段間冷却、生成物除去による平衡シフトなど、収率向上技術も紹介される。世界の製造動向を踏まえ、CO2源や水素源、製造規模、コストの定量的検討を通じてグリーンメタノールの実用化に向けた課題を整理する内容となっている。

主な講義プログラムと対象者

講義プログラムは4つのセクションで構成され、途中休憩を挟んで進行する。

  • メタノール合成の基礎(平衡論と速度論、歴史)
  • Cu/ZnO/Al2O3メタノール合成触媒(調製法、活性点構造と生成機構、表面科学的研究成果、CO2活性化機構、水による触媒劣化機構)
  • メタノール合成反応器(反応器設計のポイント、CO水素化とCO2水素化に適した設計、多段反応・生成物除去による収率向上)
  • カーボンニュートラル社会におけるメタノール合成(製造の現状、製造コスト、グリーンメタノールの製造技術と実用化動向、炭素循環型社会の構築)

化学、石油、プラント・エンジニアリング、ガス、電力・エネルギー、自動車、製鉄、セメントなどの分野において、企業、大学、公的研究機関、行政機関で研究・技術開発や企画を担当する受講者を対象としている。

講師のプロフィール

講師の中村 潤児 氏は、北海道大学大学院 博士課程修了(理学博士)。インディアナ大学やワシントン大学でのポスドク、筑波大学教授、九州大学特任教授を経て、現在は北海道大学客員教授を務める。専門は触媒表面科学で、文部科学大臣表彰、触媒学会賞、表面科学会賞などを受賞している。

主な研究分野は燃料電池用カーボン触媒とCO2からのメタノール合成であり、IUPAC CHEMRAWN委員(日本代表)としても活動している。2025年にMethanol Energy System Japanを設立し、シンクタンク活動を展開しているほか、2026年より合同会社として事業化を予定している。

開催概要と受講申込み

セミナーの開催概要は以下の通りとなっている。申し込みはシーエムシー・リサーチのセミナーサイトから受け付けており、受講用URLは別途メールで案内される。受講中の録音や撮影は禁止されている。

  • 開催日時:2026年10月27日(火)13:30~16:30
  • 形式:Zoomによるライブ配信(資料付、期間限定の見逃し配信あり)
  • 一般受講料:44,000円(税込)
  • メルマガ会員受講料:39,600円(税込)
  • アカデミック受講料:26,400円(税込)
  • 主催:(株)シーエムシー・リサーチ(所在地:千代田区神田錦町、URL:https://cmcre.com/ )

本記事は(株)シーエムシー・リサーチの発表をもとに作成。

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