メタバースで”整う”体験、メッセホールディングスがバーチャルマーケットに初出展
株式会社HIKKYは、2024年7月20日から8月4日にかけて、世界最大級のメタバースイベント「バーチャルマーケット2024 Summer」を開催。このイベントに、株式会社メッセホールディングスが初出展することが決定した。
メッセホールディングスは、2024年内に三鷹にオープン予定の大浴場付きサウナ施設をイメージした2階建ての大型ブースを出展する。ブースの1階には、脱衣場、洗い場、大浴場、サウナ、水風呂、外気浴エリアが設置され、各エリアでは自身の体温を可視化したグラフが表示される。サウナ、水風呂、外気浴を繰り返すことで、「ととのいゲージ」が増加し、メタバース上でサウナで”整う”体験を疑似的に味わえる。
また、洗い場には汚れたひよこが登場し、これを綺麗に洗って大浴場に連れて行くと、ひよこから満足のハートマークを浴びることができる。この一連の体験を通じて、日本の入浴文化やマナーを海外の来場者にも知ってもらうことができる。
ブースの2階はカフェエリアとなっており、コーヒーを飲みながら外の景色を楽しめる。ボタンを押すと、宇宙やサンゴ礁が広がる海底などの景色に切り替わり、贅沢な体験を味わえる。さらに、株式会社ユニバーサルエンターテインメントと株式会社サミーとのコラボコーナーでは、オリジナルのスロットマシーンを設置し、実際に遊ぶことができる。
メッセホールディングスは、8月3日と4日に開催されるリアルイベント「Vket Real 2024 Summer」にも出展する。ベルサール秋葉原に設置されるブースでは、VRブースの体験が可能となっている。
メッセホールディングスは、東京のJR中央線沿線を中心に「居場所事業」を展開している企業だ。今回のバーチャルマーケットへの出展は、仮想型居場所の第一歩として位置づけられている。
バーチャルマーケットは、メタバース上の会場で3Dアイテムやリアル商品を売買できる世界最大級のイベントだ。2018年から開催され、世界中から120万人以上の来場者を集めている。商品売買だけでなく、乗り物に乗ったり、接客を受けたり、音楽ライブに参加したりと、メタバースならではの体験も提供している。