カンヌ映画祭でK2 Picturesが日本酒KURA ONE®を採用

アイディーテンジャパン株式会社は、地域発・日本発コンテンツを支援する「KURA ONE® コラボレーションWith」を開始した。フランス・カンヌ国際映画祭で「日本映画界への新たな挑戦だ」と注目を集めるK2 Picturesが、現地での記者会見やブース来場者へのノベルティとして小容量アルミ缶日本酒KURA ONE®を採用した。

同社は地域産品の代表格である日本酒に着目し、未開拓市場に届けるためのサービスを展開している。日本酒の個性を活かしつつ、小口空輸配送や小容量アルミ缶での提供により、新たな市場開拓を目指す。

地域発・日本発コンテンツを発信する事業者にとって、プレス発表やイベント参加の際のノベルティ提供は、PR効果が確定できない一方で経費負担が大きいという課題があった。また、ラベルデザインにおいて自社の訴求したい情報以外の要素を掲載することは避けたいという思いもあった。

同社はこうした悩みを持つコンテンツ事業者に対し、ラベルデザイン費の一部を負担する「KURA ONE® コラボレーションWith」を開始。コンテンツ訴求要素を正面エリアに配置し、味わいチャートを設置するなど、ノベルティとしての効果を高めるデザイン設計を行っている。

カンヌ国際映画祭では、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』や『シン・仮面ライダー』などの話題作を手がけるプロデューサーが立ち上げたK2 Picturesが記者会見と商談会を開催。多くのメディアとバイヤーが参加する中、ノベルティとしてKURA ONE®が提供された。

K2 Picturesが選んだKURA ONE®は、英語・ローマ字表記や味わいチャートなどの工夫により、日本語が分からない人にも伝わるデザインを採用。岩手県二戸市の南部美人特別純米を使用し、世界的にも高い評価を得ている日本酒の魅力を伝えた。

参加者からは「日本酒だと思わなかった。すごくスタイリッシュ」「日本酒が大好きだけど缶は初めて見た。最高のノベルティ」など高い評価を得た。日本発コンテンツの発信に日本酒がノベルティとして活用され、ラベルデザインにも様々な配慮がなされていることで、日本への関心を喚起し、記憶に残る存在となったようだ。