エクサウィザーズがele&companyを子会社化へ 現場伴走型コンサルとAIを融合
株式会社エクサウィザーズは、2026年9月8日開催の取締役会において、株式会社ele&companyの株式を取得し、子会社化することを決議した。
同社はele&companyの子会社化を通じ、現場伴走型コンサルティングを起点とした顧客接点の拡充を図る。コンサルティング人材の基盤とグループ既存のエンジニアリングを掛け合わせることで、サービスの提供体制を整備し、中長期的な事業拡大および日本企業全体の生産性向上という社会課題の解決を目指す。
子会社化の背景と目的
株式会社エクサウィザーズは「AIを社会実装し、社会課題を解決する」をミッションに掲げ、これまで2,500社を超える企業や行政機関に対してAIプロダクトおよびAIサービスを提供してきた。近年は生成AIの普及を背景に個社固有の課題を解決するAI・AIエージェント開発の需要が高まっている。一方で、業務現場に入り込んで課題を理解するコンサルタント人材は、IDC Japan「国内ビジネスコンサルティング市場予測、2025年~2029年」をはじめとする複数のデータに鑑みても市場全体で不足している状況にある。
子会社となる株式会社ele&companyは、「伴走ではなく、自走を実現する。」をミッションとし、PM支援を中心とした現場伴走型のコンサルティング事業を展開している。新規事業開発や営業変革、PM・推進支援などのテーマにおいて大手エンタープライズ企業への支援実績を持つ。なお、株式取得後も代表取締役の森兼作氏および取締役の岡郁樹氏をはじめとする現経営陣が引き続き同社の経営を担う予定となっている。
期待される主なシナジー
株式会社エクサウィザーズグループは、今回の株式取得によって以下のシナジーの実現を見込んでいる。
- 営業ノウハウの獲得とグループへの還元:株式会社ele&companyが持つ標準化された営業モデルを取り込み、既存オファリングに関する営業力の強化を図る。
- お客様接点の入口の拡充:現場伴走型コンサルティングを起点に関係を構築し、AIプロダクトやオファリングにつながる商談機会を創出するほか、既存顧客の未開拓領域へのアプローチを進める。
- 顧客基盤の紹介によるクロスセル:株式会社エクサウィザーズの顧客基盤を紹介することで営業生産性向上を後押しし、複数サービスの提供を通じてグループ全体の成長を目指す。
- 採用競争力の強化と人材リテンション:AI活用の最前線で経験を積めるキャリアを提示して人材獲得力を高めるとともに、グループ内で多様なキャリアパスを確保し人材の外部流出を抑制する。
両社の概要
株式会社エクサウィザーズ
- 所在地:東京都港区芝浦4丁目2‐8 住友不動産三田ファーストビル5階
- 設立:2016年2月
- 代表者:代表取締役社長CEO 春田 真
- 事業内容:AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決
- URL:https://exawizards.co
株式会社ele&company
- 所在地:東京都中央区日本橋蛎殻町1-28-5
- 設立:2024年4月8日
- 代表者:代表取締役 森 兼作
- 事業内容:コンサルティング事業、有料職業紹介事業、労働者派遣事業
- URL:https://eleand.co.jp/
本記事は株式会社エクサウィザーズの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



