リハプライムとオーガイ、さいたま市に3D義歯技工所とMaaS活用拠点を整備へ
リハプライム株式会社とオーガイホールディングス株式会社は、地域交流拠点「茶の間」(埼玉県さいたま市北区奈良町48-2)の敷地内に、デジタル技術を活用した歯科技工所「コンパスデンタルラボ」を共同で整備し運用を開始します。施設駐車場には医療MaaS車両を配置し、必要な開設手続きを行った上で車両を診療所として活用する新たな地域歯科医療モデルの構築を目指します。あわせて2026年9月12日と13日の2日間、同敷地内で「O-Gai歯科医療MaaS見学会」が開催されます。
交流拠点に歯科技工所と医療MaaS車両を配置
新設される「コンパスデンタルラボ」は、3Dプリント義歯の製造拠点および歯科医療のショールームとして運用されます。また、施設駐車場に配置される医療MaaS車両は、所定の手続きを経て診療所として活用され、車内での歯科検診や義歯診療、訪問歯科診療との連携を行う計画です。
リハプライムが運営する「茶の間」にはデイサービスや美容室などが併設されており、日常的に人が集まる拠点に歯科機能を組み込むことで、施設や美容室の利用ついでに受診や相談ができる機会の創出を図ります。
技工士減少と高齢化に対応するデジタル義歯製作
今回の取り組みの背景には、歯科技工士の減少と高齢化に伴う義歯需要の増加があります。厚生労働省「令和6年衛生行政報告例」によると、2024年末時点の就業歯科技工士数は31,733人で、2014年の34,495人から2,762人(8.0%)減少しています。年齢構成では65歳以上が6,127人(19.3%)と最多で、50歳以上が全体の55.0%を占めています。
一方で内閣府「令和8年版高齢社会白書」によると、2025年10月1日時点の65歳以上人口は3,622万人(総人口の29.4%)に達し、厚生労働省「令和6年歯科疾患実態調査」では85歳以上の96.0%が永久歯を1本以上失っています。
「コンパスデンタルラボ」では、口腔内スキャナーと3Dプリンターを用いて石膏模型を使わないデータ完結型の製作を行い、工程の効率化と通院負担の軽減を図ります。
2026年9月に体験型見学会を開催
拠点の整備にあわせ、2026年9月12日(土)と13日(日)の各日10:00〜17:00に「O-Gai歯科医療MaaS見学会」が開催されます。一般来場者や歯科医師、歯科技工士、介護・福祉関係者、自治体関係者を対象としており、参加費は無料です。

見学会では、オーガイホールディングスのデジタルデンチャー「Cloud Fitシリーズ」の製作環境公開や、移動型歯科スキャン車両の内覧、口腔内スキャナを活用したデジタル歯科健診の体験などが実施されます。
参画企業の概要
- リハプライム株式会社
- 代表取締役:半田和徳
- 本社:〒330-8669 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5 ソニックシティビル26F
- 設立:2011年2月21日
- 資本金:4,000万円
- 事業内容:歩行訓練特化型リハビリデイサービス「コンパスウォーク」、訪問看護、地域交流拠点「茶の間」などの介護・福祉サービス事業
- URL:https://keigo-group.co.jp/
- オーガイホールディングス株式会社
- 代表取締役社長 兼 CEO:野田真一
- 本社:〒590-0959 大阪府堺市堺区大町西3丁3-15
- 未来医療国際拠点:〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4-3-51 Nakanoshima Qross 3F
- 設立:2025年5月19日
- 資本金:8,000万円(2026年7月増資完了)
- 事業内容:デジタルデンチャー「Cloud Fitシリーズ」の企画・製造・提供、歯科医療MaaS事業、歯科業界向けDX支援など
- URL:https://o-gai.co.jp/
本記事はリハプライム株式会社およびオーガイホールディングス株式会社の発表をもとに作成しています。

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