人気絵本『パンどろぼう』が単巻100万部を突破、シリーズ累計は320万部に

株式会社KADOKAWAから刊行されている絵本『パンどろぼう』(作:柴田ケイコ)が、1巻単独で100万部を突破した。また、「パンどろぼう」シリーズの累計部数は320万部となった。

「パンどろぼう」シリーズは、2020年に刊行された1作目『パンどろぼう』をはじめとした、令和で一番売れている絵本シリーズだ。シュールでお茶目なキャラクターが人気を呼び、数多くの賞を受賞している。CDP CANTERAの調べによると、2019年5月1日から2024年4月11日までの集計期間で、児童書・絵本部門で最も売れたシリーズとなっている。

受賞歴としては、『パンどろぼう』が「第11回リブロ絵本大賞」大賞と「第1回TSUTAYAえほん大賞」第1位を、『パンどろぼうvsにせパンどろぼう』が「第5回未来屋えほん大賞」大賞と「第2回TSUTAYAえほん大賞」1位を、『パンどろぼうとほっかほっカー』が「第16回MOE絵本屋さん大賞2023」第1位を獲得している。

また、6月26日には『パンどろぼうのせかいいちかんたん子どもとつくるパンレシピ』が発売される。パンどろぼうが探し求めたおいしいパンを家族と一緒に作ることができる、よりかんたんなレシピ本だ。生地をこねて切ってととのえるだけで、かわいい動物パンが完成する。「パンがふくらむのはどうして?」「ふわふわパンを作るにはどうすればいいの?」など、子どもたちの疑問にも答える読み物も紹介されている。