『auカーナビ』と『カーナビタイム』がAndroid Auto 1.4に国内最速で対応、地図タッチが可能に
株式会社ナビタイムジャパンは2024年6月24日より、KDDI株式会社と協業で提供中の『auカーナビ』において、国内専用カーナビアプリでは日本で初めて「Android Auto 1.4」に対応し、ディスプレイ上で地図のタッチ操作が可能になると発表した。ナビタイムジャパン提供の『カーナビタイム』も、2024年7月より対応予定だ。
これまで「Android Auto」では、仕様上、ディスプレイ画面のタッチ操作で地点を選択することができず、スマートフォン側で事前に確認や設定をしておく必要があったため、多くのユーザーより地図上の操作性についての要望が寄せられていた。今回新たに公開された「Android Auto 1.4」では、地図上のタッチ操作が可能となったことから、ナビタイムジャパンはいち早く対応した。
この対応により、スポットアイコンや登録してあるMy地点を、直接地図上でタップして経由地や目的地に設定したり、規制情報アイコンをタップして詳細情報を確認したりできるようになる。一般道と高速道路が重なる地点を選択した時には、どちらの道路を目的地にするかも選択できるようになった。ナビゲーション中の経由地追加や道路名称表示などにも対応している。
また、『auカーナビ』では、「Android Auto」接続中のスマートフォン連携機能にも対応する。スマートフォンからもルート検索などの操作ができるようになり、より快適に「Android Auto」を使用できるようになる。この連携もサードパーティー製の日本国内専用カーナビアプリでは、初の対応となる。
ナビタイムジャパンでは、『カーナビタイム』にて、国内専用カーナビアプリでは日本で初めて「Apple CarPlay」、「Android Auto」、「Android Automotive OS」に対応し、車載ディスプレイの大画面に最適化されたUIで視認性の高いカーナビゲーションを提供できるよう開発を進めている。今後も最新バージョンにいち早く対応し、安心・安全で快適なドライブをサポートできるよう、サービスの拡充に努めていく方針だ。