JFEエンジニアリング、COP31ジャパン・パビリオンの出展企業に採択
JFEエンジニアリング株式会社(社長:福田 一美、本社:東京都千代田区)は、2026年11月9日から20日にトルコ共和国のアンタルヤで開催される国連気候変動枠組条約第31回締約国会議(COP31)の「ジャパン・パビリオン」における出展企業として採択された。出展企業として採択されたのは15社となる。同社によるCOPでの出展は、2022年にエジプトで開催されたCOP27「ジャパン・パビリオン」に続き2回目となる。
廃棄物ガス化によるケミカルリサイクル技術を展示へ
同社は前回のCOP27において、二国間クレジット制度(JCM)を通じた廃棄物発電と温室効果ガス削減の取り組み実績を紹介した。今回のCOP31では、その取り組みに加え、廃棄物ガス化によるケミカルリサイクル技術について展示を行う。
同技術については現在、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による「グリーンイノベーション基金事業/廃棄物・資源循環分野におけるカーボンニュートラル実現」において実証事業を実施している。2026年6月に小型設備(処理能力:20t/日)を用いた実証試験を完了しており、今後は大規模実証試験を予定している。
独自プロセス「C-PhoeniX Process®」を活用
展示の核となる技術は、幅広い廃棄物をガス化し、高品質な精製合成ガスの安定供給を可能とする同社独自のプロセス「C-PhoeniX Process®」である。多様な廃棄物をガス化する長期運転実績のある技術を持つ企業をWebで調査した結果として、世界で唯一の技術としている(JFEエンジエンジニアリングWeb調べ、2026年9月時点)。
同プロセスで生成される精製合成ガスは水素(H₂)と一酸化炭素(CO)が主成分であり、プラスチックやSAF(持続可能な航空燃料)の原料としての利用や水素源としての活用が可能となる。
脱炭素化とサーキュラーエコノミーの実現へ
同技術は、廃棄物処理に伴うCO₂排出とリサイクル先における化石由来原料の使用を抑制することで、CO₂排出量の大幅な削減に貢献するとともに、資源循環の高度化を支える次世代の廃棄物処理プロセスとされている。
同社は、廃棄物処理・資源循環分野で培った技術と実績を活かし、国内外の脱炭素化およびサーキュラーエコノミーの実現に貢献していくとしている。


本記事はJFEエンジニアリング株式会社の発表をもとに作成。
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