起業家支援のKIBが第6期生募集へ 参加者の事業拡大事例も公開
起業家が起業家を生み育てる環境づくりを目指す「Kyoto Innovation Base(KIB)」は、9月より第6期目の活動を開始する。あわせて、プログラムを活用して事業規模を拡大させた第1期生である株式会社ミミノテックスの代表取締役、耳野由基氏の事例を公開した。
同組織は、年商1億円未満の起業家が次のステージへ進むための伴走支援を提供し、京都から世界へ挑む企業を生み出すエコシステムの構築を目指している。
KIB参加による経営視座の転換
株式会社ミミノテックスの耳野由基氏は、KIB入会前、売上3,000万〜4,000万円規模の事業を営んでいた。安全やリスクヘッジを最優先とし売上拡大への関心は薄かったものの、最大取引先からの受注を失う危機に直面したことを契機にKIBへ参加した。
KIBのプログラムでは、先輩起業家による月例会や少人数グループのフォーラムを通じて生々しい失敗談などを共有。耳野氏は、すべての結果を自分の責任と捉える「自責思考」を身につけ、経営者としての視座を高めていったという。

M&Aの決断とグループ売上30億円規模への成長
視座の変化を経て、耳野氏は自社の10倍以上の規模を持ち債務超過を抱えていた企業の買収を決断した。事業再生を成功させて銀行からの信頼を獲得し、入会時の売上3,000万円から推移を経て、現在はオーナー企業グループ全体で30億円規模にまで事業を拡大させている。
現在はグループやパートナー連携を通じた将来的な3,000億円規模の構想を描いており、京都府亀岡市と包括連携協定を結んだ農業関連の新規事業や防災備蓄食モデルの他自治体への展開を進めている。
Kyoto Innovation Base 第6期の募集内容
第6期では、事業の次なるステージを目指す参加者を募集している。主な概要は以下の通り。
- 対象者:京都府内に拠点を置く成長意欲のある経営者・創業者・後継者(年商1億円未満の起業家や第二創業者を含む)
- 定員:20名限定
- プログラム期間:2026年9月1日〜2027年8月31日
- 開催場所:京都経済センター(京都市下京区四条烏丸)
- 参加費:年間120,000円(税込・懇親会および食事代を含む)
- 主催:一般社団法人京都知恵産業創造の森、京都商工会議所、株式会社京都銀行、EO Kyoto
- 後援:京都府、京都市
- プログラム内容:月例会(全10〜12回)、少人数フォーラム、起業家によるセッション、年商1億円以上達成時のEO入会推薦など
組織概要
- 正式名称:KYOTO Innovation Base(KIB)
- ファウンダー:バリューマネジメント株式会社 代表取締役 他力野淳 氏
- 発足:2021年10月
- 所在地:京都府
- 活動概要:産学公連携による起業家・後継者向け支援プラットフォーム
- 公式サイト:https://kyotoinnovationbase.jp/
本記事はKyoto Innovation Baseの発表をもとに作成。
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