株式会社アイデミーとデロイト トーマツ コンサルティング合同会社が、デジタル人材育成とDX推進に向けた新たなアライアンスを締結した。これにより、両社は企業が抱えるDX課題に対する解決力を強化する。

アイデミーとデロイト トーマツは、デジタル人材育成におけるクライアント課題解決能力の向上及び相互の顧客ネットワークを活用したビジネス展開などを協力して推進するためのアライアンスを締結した。

デジタル化の必要性が政府の「骨太の方針2023」を通じて示されて以降、企業や自治体などの組織においてデジタル化やデジタル人材確保の動きが加速している。しかし、「どのようにしてデジタル化を図ればよいか」、「社員のデジタル領域におけるスキル・ポテンシャルがわからない」、「デジタルを担える人材をどのように確保・育成すべきか」など、多くの組織でデジタル化を阻む課題が山積している。

アイデミーとデロイト トーマツは、このアライアンスを通じて、企業や地方自治体向けに、両社の強みを活かし、DX構想から人材育成までのコンサルティングサービスおよび研修サービスを組み合わせた支援を提供する。両社の持つソリューションおよびノウハウを選択・融合することで、経営戦略を踏まえたDX推進のための人材要件定義などの上流部分からスキル定着まで一気通貫で伴走し、組織が抱えるデジタル化に関する課題解決を図る。

デロイト トーマツ グループは、デジタル化・DXを推進するデジタル人材の育成のために、企業・組織において必要なデジタル人材のロールやスキルの定義・現状可視化・人材ポートフォリオ策定、人材育成体系や育成施策の策定・運用支援、育成プログラム等（e-learning、ワークショップ等）の提供、教育出向による実践機会の提供、デジタルカルチャー変革や社内認定制度、評価・報酬制度の改定支援等を行っている。

一方、アイデミーは、「先端技術を、経済実装する。」を企業理念とし、AIをはじめとした新たなソフトウェア技術を、いち早くビジネスの現場にインストールし、次世代の産業創出を加速させるべく、AI/DXに関するプロダクト・ソリューション事業を展開している。

アイデミーとデロイト トーマツの新たなアライアンスは、企業が抱えるデジタル化の課題を解決し、デジタル人材を育成するための新たな可能性を開く。両社の強みを活かしたこのアライアンスは、DX推進のための人材要件定義からスキル定着までを一気通貫で伴走し、企業のデジタル化を進めることが期待される。