操作できる70代の56.3%がID管理で困惑 レガシィのデジタル利用調査
レガシィマネジメントグループは、デジタル機器の利用状況や困りごと、今後の学習意向などを把握するためのアンケート調査結果を発表しました。
調査に回答した70代のうち45.7%がスマートフォンやパソコンなどを「自分で問題なく操作できる」と回答した一方、71.4%がIDやパスワードについて「よく困る」または「たまに困る」と答えています。操作に問題がないと答えた層に限っても、半数以上がログインや認証の手続きで困った経験を持つ実態が明らかになりました。

操作に問題がない層でも半数超がID・パスワードでつまずく
本調査に回答した70代(35名)のうち、「自分で問題なく操作できる」と答えた割合は45.7%でした。一方で、同じ70代回答者の71.4%が、ID・パスワードについて「よく困る」または「たまに困る」と回答しています。
さらに、「自分で問題なく操作できる」と答えた70代(16名)に限定しても、56.3%がID・パスワードで困った経験があると回答しました。デジタルサービスの利用には、ID・パスワードの設定や保管、サービスごとの使い分け、二段階認証、端末変更時の再設定といった負担が伴うため、基本操作とは別の認証場面で利用の壁が生じている状況がうかがえます。
なお、本調査はデジタル形式で回答を得たものであり、すべての70代の傾向を示すものではなく、一般的な70代よりデジタル利用度が高い可能性があるとしています。利用しているデジタル機器については、70代回答者のパソコン利用率が94.3%、スマートフォン利用率が88.6%でした(調査方法の影響を受けやすいため補足結果として集計)。
60〜70代の約9割が継続学習を希望 満足層でも高い意欲
今後もデジタル機器の使い方を覚えたいかという質問に対しては、「そう思う」または「ややそう思う」と答えた人の割合が60代で92.3%、70代で88.6%に達しました。

現在のデジタル機器の利用状況に満足している人に限っても学習意欲が見られ、満足している層の中で今後も使い方を覚えたいと答えた割合は60代で90.9%、70代で84.0%となっています。すでに機器を利用できている層においても、「もっと便利に使いたい」「新しいことを知りたい」といったニーズが存在することが示唆されています。
個々の経験や目的に合わせた認証環境と支援が重要に
調査結果を受けて同社の調査担当者は、シニア世代のデジタル利用を支えるためには基本操作だけでなく安心して使い続けられる認証環境に目を向ける必要があるとした上で、年齢だけで利用者像を決めつけずに一人ひとりの経験や目的に目を向けることが大切だと指摘しています。
シニア世代のデジタル課題は操作の可否だけでなく、サービスを使い続ける過程の負担も含めて捉え、つまずく場面に応じた支援やサービス設計が求められます。
調査概要とグループ概要
今回の調査概要および発表元の組織概要は以下の通りです。
- 調査期間:2026年6月29日〜2026年7月21日
- 調査対象:デジタル形式によるアンケート回答者(70代回答者35名など)
レガシィマネジメントグループ(税理士法人レガシィ、株式会社レガシィ、行政書士法人レガシィ等)
- 代表者:天野 大輔
- 所在地:東京都中央区八重洲二丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー12F
- 事業内容:相続・資産税務専門、事業承継支援、不動産・M&Aコンサルティング、シニア向けデジタル支援サービス「ワクデジ」をはじめとするデジタルサービス開発 ほか
本記事はレガシィマネジメントグループの発表をもとに作成しました。

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