筑波実験植物園、約50種類のイモを展示する植物園フェスタを9月19日から開催へ
国立科学博物館 筑波実験植物園(園長:遊川知久)は、9月19日から9月27日まで、企画展「植物園フェスタ-大集合!いろんなイモ-」を開催する。
同展は主に子どもを対象に、植物の面白さや不思議さに触れる機会を提供することを目的としている。サツマイモやジャガイモ、コンニャクイモなど約50種類のイモを生きた植物で展示するほか、アンデスのイモ「オカ」や「宇宙イモ」といった珍しい種類も紹介する。
生きた植物で多様性を学ぶ4つの展示エリア
園内の展示は4つのエリアで構成され、生きた植物の観察や解説パネルを通じてイモ類の多様性を紹介する。




教育棟では「サツマイモの多様性」をテーマに、サツマイモの歴史や食品色素に関する展示を行う。あわせて、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センターが開発したサツマイモ約20品種も集合する。


多目的温室の「見てみよう!いろんなイモ ①」では、サツマイモやジャガイモ、コンニャクイモ、オカなどの生きた植物に加え、観賞用サツマイモの展示や研究者らによる写真展示、クラフトイベントを実施する。
温帯資源植物東の野菜コーナー「見てみよう!いろんなイモ ②」では、コンニャクやアピオス、宇宙イモなどが栽培されている野菜園を巡ることができる。
熱帯雨林温室1階の「世界のイモコーナー」では、世界最大級の花を咲かせるショクダイオオコンニャクをはじめとするコンニャクの仲間を展示する。なお、各植物の花は見られない場合があるとしている。
昆虫観察や植物画を学ぶ予約制講座
会期中には、子どもを対象とした事前予約制の講座が実施される。参加募集は開催の1か月前から植物園公式ウェブサイトで開始され、応募者多数の場合は抽選となる。
- 植物園で秋の昆虫を探そう:9月23日10:00〜10:45。研究員とともに園内で昆虫を探す。対象は小学生(2年生以下は保護者同伴必須)、定員15組。
- イモの不思議に迫ろう!:9月23日13:30〜14:30。国立科学博物館公式YouTube「かはくチャンネル」関係者を講師に迎え、コンニャク作りの裏話などを学ぶ。対象は小学4年生以上、定員20名。
- 子どものための植物画講座:9月26日・27日各日10:00〜15:00。構図や観察のポイントを学ぶ小学生向け講座(2年生以下は保護者同伴必須)。講師はつくばボタニカルアート同好会。定員は各日22名で、用紙代として200円(税込)が必要となる。
予約不要の展示案内とクイズラリー
予約なしで当日先着順で参加できる展示案内や、会期中毎日参加可能なイベントも用意されている。
- イモを掘って観察してみよう:9月21日、22日、27日の11:00から約45分間。サツマイモを掘り上げて形を観察する。定員は10組程度。
- 植物園の世界のイモコレクションの紹介:9月19日、20日、23日の11:00から約45分間。コンニャク属を中心としたサトイモ科植物のコレクションを解説する。定員は10組程度。
- サツマイモの色の話:9月19日、20日、24日、25日の13:00から約45分間。サツマイモの色素について解説する。定員は20名程度。
- クイズラリー:会期中毎日開催。教育棟で受け付けを行い、園内を巡ってイモに関するクイズに回答した参加者にはオリジナルシールが進呈される(ペンの持参が必要)。
企画展「植物園フェスタ-大集合!いろんなイモ-」概要
- 会期:2026年9月19日(土)〜9月27日(日)計9日間(会期中無休)
- 会場:国立科学博物館 筑波実験植物園(教育棟、多目的温室、熱帯雨林温室1階、園内)
- 主催:独立行政法人国立科学博物館 筑波実験植物園
- 協力:国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター、サントリーフラワーズ株式会社
本記事は国立科学博物館の発表をもとに作成。
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