阪急阪神HD、新決済サービス「HH cross PAY」開始
阪急阪神ホールディングスグループは、グループ共通ID「HH cross ID」に紐づく決済機能ペイメントサービス「HH cross PAY」を2024年6月24日より開始すると発表した。
「HH cross ID」は、阪急阪神グループが提供するさまざまなサービスを便利に利用できるIDで、このIDにクレジットカードや銀行口座を紐づけることで、IDを導入しているサービスの利用時に、その都度クレジットカード情報などを入力する手間なく、スムーズに会計できるようになる。
まずは、グループ会社の阪神コンテンツリンクが運営するライブレストラン「ビルボードライブ」のWEBでの座席券購入と、その会員組織「Club BBL」の年会費の支払い方法として導入される。今後は、「HH cross ID」を導入している事業で本サービスを順次開始し、WEB上の取引のみならず、スマートフォンの画面にコードを表示することで店舗や施設の対面決済でも利用できるよう機能の向上を図る予定だ。
また、阪急阪神グループで展開するポイントサービス「Sポイント」と連携することで、買い物の利便性や楽しさを高めていくほか、顧客の好みに合わせた情報やクーポンなどの配信も計画している。
本システムは、三井住友カード株式会社が提供するシステム(モバイル決済パッケージ)を利用しており、同社のカード発行会社としてのノウハウも活用することで、「HH cross PAY」のさらなる機能の強化やお得なサービスの提供も検討するという。
さらに、「HH cross PAY」の開始を記念して、阪急阪神グループ共通のクレジットカード「STACIAカード」を持つ顧客を対象に、「HH cross PAY」の支払い方法に「STACIAカード」を登録のうえ初めて支払うと、Sポイントを200ポイント進呈するキャンペーンも実施する。