リセのLeCHECKが企業独自基準を反映する自社基準レビューβ版を提供開始
株式会社リセは、AI契約書レビューサービス「LeCHECK」において、企業独自の契約審査基準をAIレビューに反映できる新機能「自社基準レビュー」(β版)の提供を開始した。あわせて、同社の弁護士が審査基準の整理・言語化から設定までを支援する「自社基準作成支援サービス」も提供する。企業内に蓄積された法務の知見を組織で活用し、契約書審査の品質向上と効率化の支援を目指す。
開発の背景と契約審査における課題
契約書審査においては、一般的な法的リスクの確認だけでなく、各社の社内ルールや業界特有の商慣習、過去の契約審査で蓄積された知見など、企業ごとの基準を踏まえた判断が求められる。
一方で、これらの基準や知見はチェックリストや社内資料、担当者の経験などに分散しやすく、確認する観点や判断にばらつきが生じるなど、審査業務が属人化しやすい課題が存在していた。リセはこうした知見を整理し、日々のレビューに活用できるようにするため新機能と支援サービスの提供に至ったとしている。
「自社基準レビュー」(β版)には主に以下の3つの特徴がある。
- 企業独自の審査基準をAIレビューに反映:社内ルールやチェックリスト、過去に弁護士から受けた指摘、業界特有の注意点などを設定可能。契約類型や契約上の立場に応じた基準を設定できる。
- 法的観点と自社基準を1画面で確認:弁護士監修のAIによるレビューと自社基準によるレビューを同時に実行し、それぞれの指摘事項を同一画面上でまとめて確認できる。
- AIによる自社基準設定のサポート:重視する観点や社内ルールを入力すると、AIが解析を行い、チェック精度を高めやすい表現への変更をサポートする。
弁護士が伴走する「自社基準作成支援サービス」
基準の作成手順が分からない企業や、既存の社内基準を十分に活用できていない企業向けに、「自社基準作成支援サービス」も展開する。リセの弁護士が自社基準の整理や言語化から「LeCHECK」への設定作業までを一気通貫で支援する。
今後の展開とサービス概要
「自社基準レビュー」はβ版としての提供を通じてユーザーからのフィードバックを収集し、正式リリースに向けた機能拡充と改善を進める予定だ。
「LeCHECK」は、延べ30名以上の専門弁護士が監修するAI契約書レビューサービスで、リスクの解説文や修正条文例の提示、契約書ひな型の提供などを行っている。同サービスを提供する株式会社リセの概要は以下の通り。

- 会社名:株式会社リセ
- 代表者:代表取締役社長 藤田美樹(代表取締役 CEO、弁護士(日本・NY州))
- 所在地:東京都千代田区神田錦町2-2-1 WeWork KANDA SQUARE
- 設立:2018年6月
- 事業内容:AI契約書レビューサービス「LeCHECK」、翻訳機能サービス「LeTRANSLATE」、契約書のAI自動管理サービス「LeFILING」の提供

本記事は株式会社リセの発表をもとに作成。
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